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Lifehacks

今でも現役:おばあちゃんが家事に使っていた12の裏ワザ

ライフハックや裏ワザは、インターネット時代の産物のようですが、実は1950年代にもちゃんと生活を便利にするアイディアが詰まった雑誌が発行されていたのです。今回は何十年もの時を経ても変わらず役に立つ12の裏ワザをご紹介します!

Rumble/HouseholdHackers

1. 刷毛とマグネット

ほんのちょっと塗り足したい時、スマートにペンキを塗りましょう。びしょびしょの刷毛の置き場に困ってしまうことはありませんか?バケツに戻してしまうと、水は濁り刷毛が沈んで見えなくなってしまいます。

ガラス容器の淵にU字マグネットをかけておきましょう。刷毛の柄と絵筆の間の金具部分がマグネットにくっつくので、刷毛が沈むことなく、穂先のペンキが落ちていきます。

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2. ネジのぐらつき防止

最近では磁気のあるドライバーが販売されているので、ネジのぐらつきが解消されています。でも磁気の弱いドライバーや古いドライバーを使う場合は、ドライバーの先端とネジをテープでとめれば大丈夫です。また、特に狭い隙間でネジを入れなければならない時に役立ちます。

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3. 釘を支える

釘を打つときに、指で釘を抑えるのはちょっと怖いという方に朗報です。このトリックならハンマーで指を打つリスクが減ります。

マッチ箱やボール紙で、写真のように釘を固定します。こうすれば、釘はある程度打ち込まれるまでまっすぐのままです。あとは、紙を取り外して釘を打ち付けるだけです。

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4. ドアを開けておく

ドアを開けたままにしておきたいのに、度々ドアが勢いよく閉まるのはイライラします。ドアストッパーがうまく機能しないときや見当たらないとき、下の写真のような、ホームセンターなどで売っている「ねじりバネ(コイルバネ、キックバネ)」をドアの蝶番に設置します。

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まず、蝶番の中に入っている芯棒を抜き、ねじりバネをセットし芯棒を戻します。ネジの力がドアが閉まるのを防ぎます。でもドアを閉めたいときにはこのまま閉めることができます。

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5. 吸盤

バスルームのタオルハンガーなどの吸盤の吸いつきが弱くなって度々ずり落ちてしまうということはよくあります。こんな時は吸盤の吸着部分に手洗い洗剤を擦り込むと、吸着力はずっと良くなるはずです。

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6. じゃがいも

針仕事をする時は、針を留めておく針山がないと不便です。DIYで工作をする時は、じゃがいもで針山ならぬ釘山を作りましょう。適当な大きさのじゃがいもを縦に切ります。じゃがいもの底面を安定させるためです。あとは写真のようにネジやピンを刺して使うだけです。

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7. 手紙を開ける

一旦封をしてしまった封筒をどうしてももう一度開けなければならない時、この裏ワザは役に立ちます。封筒を無駄にすることなく開けることができます。

封をしてある方を上にして封筒を置き、タオルで包みます。タオルの上からスチーム設定にしてアイロンをかけます。アイロンのスチームのおかげで、封が開けやすくなります。

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8. 懐中電灯とじょうご

停電時や暗がりで、両手を使って作業をしたい時に便利な裏ワザです。

懐中電灯を強力な輪ゴムで大きなじょうごにくくりつければ、作業場所を照らすスポットライトの出来上がり。光線の角度は固定され、調節もできるので、作業がずっとやりやすくなります。

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9. スチールウールとじょうご

じょうごを使ったもう一つの賢い裏ワザがこちら。じょうごの中には、注ぐ際に空気をスムーズに外に逃がすよう注ぎ口付近に足がついているものもあります。これは容器に液体を入れ替える際に溢れにくいタイプです。

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そんなじょうごがないという場合は、じょうごの中にスチールウールを入れればいいのです。液体はゆっくりと容器に入っていくので、空気が逃れる時間と空間が生まれます。

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10. 排水口にスチールウール

スチールウールはこんな使い道もあります。シャワー中に排水口に髪の毛が詰まるのを防ぐには、排水口にスチールウールを入れておきます。シャワー中の抜け毛はすべてスチールウールがキャッチします。ただスチールウールは排水口の中深くには詰めないようにしてください。

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11. 傷跡防止ハンマー

ハンマーで釘を抜く時は、注意していても木材を傷つけてしまうことがあります。

ハンマーに厚手の絆創膏や壁用の両面シートを貼ります。これがクッションとなり、木材への傷跡を防止します。

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12. 重たい家具の移動

重たい家具を移動するのはただでさえ肉体的に辛いのに、床に傷跡まで残したくないですよね。

これを防ぐ簡単な方法があります。ボール紙やタオルを家具と床の間に挟めば、移動も楽になり床に傷跡が残ることもありません。

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こちらの動画でさらに詳しいやり方をご覧いただけます(英語のみ):

家具を動かす、釘を打つ、刷毛をきれいに保つ…どれも次回のリノベーション作業の時に役に立つこと間違いなしです。60年も昔に考案されたこうした裏ワザが今もしっかり役立つというのは不思議な気がします。