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絞り袋から出てきたものを焼く。うま〜!
焼きたてのシューに手作りのカスタードを入れる本格的なフランス菓子「エクレア」の作り方をご紹介します。本場フランス語では、チョコレートのアイシングやガナッシュをかけたものを「エクレール・オ・ショコラ(éclair au chocolat)」呼びます。
日本でも親しみのあるエクレアですが、「エクレール」とはフランス語で「雷・稲妻」を意味するそうです。知っていましたか?由来にはいくつか説があり、焼いた表面の割れ目が稲妻に似ているからという説や、チョコレートのガナッシュがぎらりと光るからという説と、クリームが飛び出たりチョコレートが溶けないうちに稲妻のように素早く食べるからという説があります。
先の細い口金を使ってクリームを絞り入れるプロの技を使えばシューを半分に切ることなくフカフカでしっとりした味わいを楽しむことができます。
材料:
シュー生地:
- バター 70 g
- 水 200 ml
- 砂糖 大さじ1
- 塩 少々
- 小麦粉 140 g
- 卵 4個
バニラクリーム:
- 牛乳 500 ml
- 砂糖 60 g
- ラム 大さじ2
- プディングミックス 60 g
- 卵黄 2個
- バニラ 大さじ1
- ホイップクリーム 250 g
アンダーコート:
- あんずジャム 大さじ3
チョコガナッシュ:
- 生クリーム 160 ml
- 蜂蜜 大さじ1
- チョコレート 200 g
トッピング:
- ヘーゼルナッツ 60 g
- バター 20 g
- 蜂蜜 大さじ1
作り方:
1. 生地
- 水にバター、砂糖、塩を入れて煮立たせます。
- 小麦粉を入れて綺麗な塊になるまでよくかき混ぜます。
- 塊をボウルに移し、卵を一つずつ入れてかき混ぜます。
- 生地を絞り袋に入れ、太めの口金でクッキングシートを敷いた天板の上に絞り出します。
- 190度のオーブン(コンベックモード)で30分焼きます。エクレアが潰れることがあるので、オーブンのドアは閉めたままにします。
- 焼きあがったら冷めるまでオーブンの中に置いておきます。
2. バニラクリーム
- プディングミックス*、牛乳200 ml、卵黄、バニラを混ぜたものを牛乳300 mlに砂糖とラムを加えて温めたものに入れてよく混ぜ合わせます。冷蔵します。
- 冷えたプディングを泡立て器でほぐし、ホイップクリームをヘラを使って混ぜ合わせます。細長い口金のついた絞り袋に入れます。
*スターチにバニラシュガーを少し混ぜたものでも代用できます。
3. シューにクリームを入れる
- 絞り袋を使ってクリームをシューに注入します。
- シューの上面にあんずジャムを塗って乾かします。
4. チョココート
- チョココートの材料を鍋で溶かして混ぜ、シューの上面をつけます。
- バターと蜂蜜でコーティングしたヘーゼルナッツを潰したものをチョコレートの上に振りかけます。
フランス語の「エクレール」は雷・稲妻の意味です。せっかく作っても、稲妻のごとく素早くなくなってしまうからなどの説があります。食べ過ぎに注意しましょう!