電気代を節約する8の裏ワザ

なんだかおかしいと思いませんか?電球は古いものから省エネのLED電球に変えたし、ブラウン管のテレビは薄型の液晶テレビに変えた。 食器洗い機も省エネデザインのものなのに、年間電気料金の世帯別の推移を見ても電気代は上がる一方で、電力消費量も2011年の震災以降、若干減少しただけです。

電気代を節約することに、意味があるのでしょうか?

実はこのパラドクスはだいぶ昔から知られています。イギリスの経済学者ウィリアム・スタンレー・ジェヴォンズは、1866年にその原因をこう指摘しています。

「技術による燃料効率性の向上は結果として燃料使用量を増加させる。」

当時彼は蒸気機関を例にあげており、ジェームズ・ワットにより石炭を燃料とする蒸気機関が導入された後、石炭の消費量が急激に増加したことに着目しています。これは、以前なら自転車で走っていた距離を「環境に良い」電気自動車で走る人の論理と似ていると言えます。

Blue Tesla Model S Zoutelande dunes Holland

幸いジェヴォンズのパラドクスは燃料効率の工場が無価値であるという意味ではありません。ひとりひとりが気をつければ、快適さを犠牲にすることなく電気料金を減らすことができます。次の裏ワザを是非参考にしてください!

1. 乾燥機に乾燥タオル

乾燥機は大変便利な家電です。濡れた洗濯物を入れてボタンを押すだけで、同じ日に洗濯物をクローゼットに片付けてしまうことができます。しかし残念なことに、乾燥機は電気を大量に消費することでも知られています。しかし乾燥にかかる時間を減らすことで、電気代の節約に繋がります。

それには乾いたタオルを1枚、乾燥させたい洗濯物と一緒に乾燥機の中に放り込むだけ。

タオルが水分を吸収し、水分が広い面積に広がることで、蒸発するのにかかる時間が大幅に削減されるからです。またテニスボールを乾燥機の中に入れると、短時間で洗濯物がふわふわになります。

もちろん最も省エネなのは外干しです!他にも室内乾燥のコツをまとめた裏ワザをご覧になりたいという方はこちらをクリックしてください。

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2.電気ケトルに卵

電気ケトル(湯沸かし器)は電気コンロ、電気ポットに比べて、消費する電力がおよそ50%ほどです。そして早くお湯を沸かせて、便利。ジャガイモや卵などを茹でる場合は、まず電気ケトルの中で沸騰させてから鍋に移しましょう。スパゲッティなどは煮たてたお湯を上からかけて、弱火で温めるだけで美味しく茹で上がります。中には電気ケトルでゆで卵を茹でる人もいます。自動で電源がきれないようにするには、フタを開けたままでお湯を沸かして下さい。

もちろんヤカンに入れた水をガスで沸かす場合は、電気代はゼロです。便利なケトルですが、使用を再検討してみるのも良いかもしれません。

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3.日光から冷蔵庫を外す

24時間、365日つけっ放しの冷蔵庫は電気の消費量も家庭で1番です。そんな冷蔵庫の消費量を下げるには、その配置が重要です。陽当たりの良い窓辺や熱いコンロの隣に置いてあると冷却に余分な電力を消費してしまいます。冷蔵庫を置く場所は、できるだけ冷暗所をオススメします。さらに冷蔵庫の背面分を壁にピッタリくっつけてしまうと背面の放熱板からの排熱が妨げられ、無駄な電力を消費してしまうため推奨できません。

cold as ice

4.発泡スチロールを冷蔵庫に

冷蔵庫は扉を一度開けると冷気が逃げてしまうため、冷却に余分な電力を消費します。そこで食料を毎回同じ場所に置くようにすれば、どこに何を置いたか感覚で覚えられるので、扉が開いている時間を削減することができます。また、一人暮らしなどで冷蔵庫がパンパンになることはあまりないという方は、空いたスペースを発泡スチロールで埋めてしまいましょう。そうすれば冷気が逃げないうえ、冷却に使うエネルギーの消費率を少なく抑えることができます。ほかにも冷蔵庫に収納するときに気をつけたい9つのアイデアをこちらにまとめました。

Hoffer's Fridge

5.フタをする

鍋にフタをせずにお湯を沸かすと、およそ30%のエネルギーが無駄に逃げてしまいます。すなわちフタをするだけで、それだけの電力を節約できるということです。さらに効率的なのは圧力鍋です。フタをした状態の鍋に比べても、圧力鍋は半分のエネルギーしか消費しません。他にも調理時間が長くなる場合は早めにコンロの電源を切り、余熱を利用すると効果的です。鍋に関しては、できるだけ縦より横に広いもの、電気コンロを覆うくらいの大きさのものを使用するように心がけましょう。

Food pot kitchen cooking - Credit to https://toolstotal.com/

6.オーブンを温めておかない

オーブンを使うレシピには大抵どれも予熱で温めておくように書かれています。しかし、これは無駄な場合がほとんどです。十分に温まっていないオーブンにケーキを入れると、その分時間はかかりますが、予熱を十分に活用する事ができます。また余熱を活用することも重要です。オーブンに入れる時間が40分とレシピに書いてある場合、通常30分の時点で電源を切ってしまっても問題ありません。短時間で焼き上げるピザやパイ生地などの場合のみ、予熱でオーブンをあらかじめ温めておくのが大切です。なお、ヒーター加熱は、上下の電熱線を高温にして加熱するグリル加熱に比べて40%程度電力を節約できます。

the ocean of chocolate!

7.すきま風ストッパー

年間の電力消費量の内、2/3は暖房によるものです。ですからお財布に優しい、効率の良い暖房を心がけましょう。こちらのようなすきま風ストッパーを使うことで部屋の暖気を逃さず、外からの冷気を防げるため電力の節約に大変効果的です。

Draught stopper with hang tag

8.ONとOFF

IHコンロ、無線LANルーターやテレビなど、私たちの身の回りの家電は常に電源コードがささったままの物が増えています。中にはスタンドバイ・スイッチのないものも多く、パソコンのケーブルや衛星アンテナなど知らないうちに電気を消費しているものが多いのが現状です。

そんな時に重宝するのは、スイッチ付きの電源タップです。これを利用することでコンセントを抜き差しせずに、スイッチのオンオフで通電を操作できる優れものです!これでコンセントをさしたままの家電も、使用していない間はスイッチをオフにしておくだけで無駄な電力をセーブできます。

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電動歯ブラシ、スマホ、電動カミソリなどなど、私たちの生活に溶け込んだ消費電力を減らそうとするのは一見、途方もない試みにも思えます。ひとつひとつのツールの電力消費量は小さくても、塵も積もれば山となるです。次の電気代の請求書が届いた時に驚かなくて済むように今から節電をはじめてはいかがでしょうか?

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