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Lifehacks

みんなが毎日やっている健康に悪いこと11選

いつの間にか習慣化していることはたくさんあります。毎朝コーヒーを飲む、毎日決まったニュース番組を観るなど、いつから習慣となったのかわからない行動はたくさんあります。

でもこの11の習慣は考え直したほうが良さそうです。気づかぬうちに心身の健康に害を及ぼしているものもあるのです。

1. 洗いすぎる

日本人にとって毎日お風呂に浸かり、シャワーを浴びるのは当たり前の習慣です。でも毎日ボディソープをしっかりつけてゴシゴシ体を洗っていませんか?実はシャワーや入浴で皮膚の余分な皮脂や汚れは十分落ちています。毎日ボディソープでしっかり洗っていると、肌を保護する皮脂膜や保湿成分を失い続け、肌が乾燥して弱くなってしまいます。そして入浴やシャワーは10分程度で十分。長風呂、長シャワーも必要な皮脂を落としてしまう原因になります。

2. 常にメールやメッセージをチェックしている

LINEのメッセージやTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを1日に何回チェックしていますか?SNSには依存度があることはすでに多くの調査で明らかになっており、メンタルヘルスに悪影響を与えることが指摘されています。SNSやLINEなどのメッセージが来たことを伝える着信音が鳴り続けていませんか?

せめて寝る前の数時間はこのお知らせ機能をオフにして心地よい睡眠を確保しましょう。さらに仕事中や家族との時間もお知らせ機能をオフにしてみてください。ずっとリラックスできるはずです。

3. 脂肪分を取らない

太るからと脂肪分を一切摂らない食生活を続けていませんか?これは勘違いで、脂肪分を摂ったからといって太るわけではありません。むしろ脂質は三大栄養素のひとつで、不足すると疲れやすくなり、抵抗力が低下します。さらに、脂質とともに吸収される脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・K)が吸収されにくくなり、ビタミン欠乏になるリスクも。

4. 日焼け止めの使いすぎ

紫外線が素肌に与える悪影響は多くの人が知っています。室内にいても紫外線が気になるといって、毎日日焼け止めクリームを塗る人も少なくありません。しかし、日焼け止めで完全に紫外線をブロックし続けた結果、紫外線に当たることで体内で生成されるビタミンDが欠乏状態になっていることがわかっています。ビタミンがDが不足すると、小腸や腎臓からのカルシウム吸収が不足し、歯や骨の形成がうまくいかなくなり、骨粗しょう症などの原因となります。

5. お香

日頃から部屋でお香を焚いているという人は多いはず。香りは心身のリラックスに大きな影響を与えます。しかし、お香の煙は健康に害を与えることが研究で明らかになっています。お香の煙には、遺伝子を変性させる可能性のある化学物質を含まれているそうです。毎日のように室内でお香を焚いていると、肺ガン、白血病、脳腫瘍の原因となる可能性が指摘されています。お香を焚いた後は、換気を十分に行い、煙を完全に室内から出すようにしましょう。

6. 野菜を食べすぎる

ヘルシー志向の高まりで、スムージーやサラダ専門店が人気になり、野菜中心の食生活に切り替えている人も多いはず。しかし脂質、タンパク質、炭水化物などは体に必要な栄養素で、野菜ばかり食べていると低代謝になり、少し食べても太りやすくなったり、冷え性が悪化したりします。

7. 髪を洗った後タオルで包む

長い髪の人の多くは、お風呂上がりに洗髪した髪をタオルで包み水気を切っているでしょう。肩に濡れた髪がかからず楽ですが、実際この習慣は髪の毛を痛め、切れやすくしています。お風呂上がりに髪の毛を絞ってからタオルで優しく水気を切り、空気に晒すかドライヤーで乾かすようにしましょう。

8. エナジードリンクをよく飲む

眠気をこらえて仕事や勉強をしなければならないとき、夜通し遊ぶときなどエナジードリンクのお世話になることがあります。エナジードリンクに含まれるタウリンやカフェインは覚醒作用があり、集中力を高めてくれるのは周知の事実。でも習慣的にエナジードリンクを飲むようになると、高血圧になってしまいます。アメリカで実施された研究によれば、毎日エナジードリンクを2本ずつ飲み続けた実験参加者たちには不整脈と血圧の上昇がみられたそうです。

9. 薬を毎日飲む

慢性的な病気を抱える人は、毎日必ず薬を飲まざるをえません。でも病気でもないのに毎日のように痛み止め薬を飲むのはやめたほうがよさそうです。胃や肝臓などの内臓器官に負担をかけ続けるだけでなく、精神的にも悪影響を与えることがわかっています。鎮痛剤の成分の一種であるアセトアミノフェンは、肉体的痛みだけでなく精神的な痛みや興奮なども取り去るので、感情が希薄になっていくそうです。

10. りんごの皮をむく

果物や野菜の栄養素の多くは、果肉部分だけでなく、皮にも豊富に含まれることがわかっています。特にりんごは、抗酸化作用、抗炎症作用、抗動脈硬化作用、脳血管疾患の予防などに効果があるとされるクェルセチンと呼ばれるフラボノイドを豊富に含みますが、この栄養素は皮に含まれているのです。よく洗って皮ごといただきましょう。

11. 目覚ましの音が爆音 

隣人のけたたましい目覚まし時計の音で目を覚ましたことはありませんか?どうしても寝坊したくない日、耳をつんざくような音でアラームをセットする人は多くいます。寝ている間、体は完全にリラックスした状態なので、突然大きな音で眠りを妨げられると、ストレスホルモンのコルチゾールが放出されます。脈拍も一気に上昇し、動悸がすることも。

こんなことが毎日、何週間何ヶ月も続くと、起床時のストレスが慢性化し、リラックスすることができなくなってしまいます。

The Heralder

心当たりのある習慣がひとつはあったのではないでしょうか。いずれにせよ当たり前だと思っている習慣を、実際意味があるのか、健康に悪影響はないのか見直してみるのは良いことでしょう。