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Lifehacks

ドライブ中にお気に入りの音楽をガンガンかけていた。しかしそれが最悪の悲劇を招くと想像もしなかった。

... The Second Follows Quick

ドライブは好きですか?車で夜景を見つつ恋人と高速道路を疾走する…考えただけでもワクワクしますね。そんなドライブに欠かせないのが、なんといってもお気に入りの音楽でしょう。カーオーディオから大音量で流れる音楽に浸りながら運転している人も多いかもしれません。

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しかし近年、イスラエルのネゲヴ・ベン=グリオン大学の音楽心理学部のウォーレン・ブルドスキー教授が発表した研究結果を知れば、もう運転中に音楽を聴こうとは思わないかも知れません。

教授はこう主張します。「間違った種類の音楽を聴いていると、死ぬ可能性がある」

一体どういうことなのでしょうか?

すべてのドライバーは運転中の携帯電話の使用によって引き起こされる危険性を認識しているでしょう。しかし音楽による危険性を意識しているドライバーは非常にまれです。

「初心者でも経験豊富なドライバーも、音楽がどのようにして運転行動に影響を与えているかを意識する必要があります」と教授。「車の音楽があなたの命運を左右するのです」

The Composer

教授の研究によると、運転中に好きな曲がかかると集中力が劇的に低下する傾向があり、ドライバーは声高らかに歌い、リズムに合わせて体を動かし、時には目に見えないギターやマイクを握ったりします。これらはすべて物事に対する反応時間を鈍らせ、結果として取り返しのつかない大事故につながるリスクが上がります。

Police Line / Police Tape

具体的にどんな音楽が悪影響を与えるかという点は個々のケースによって異なりますが、すべてのドライバーは特定の種類の音楽がどのような影響を及ぼすのかについては十分に注意する必要があると強調します。

「ベートーベンだろうとジャズだろうと、ジャスティン・ビーバーだろうと関係ないのです。理想を言えば、ドライバーは運転中、感情を激しく揺さぶったり、思わずビートに合わせて手を叩きたくなるような曲は絶対に避けるべきなのです」

いかがでしたか?音楽が気分に影響を与えるということは知っていても、こうして研究結果として発表されるとあらためて意識せざるを得ませんね。これからは、音楽によるリスクを十分認識して運転していきたいものです。