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ヨーロッパのおばあちゃんの知恵袋:自宅で簡単、治療法

イタリア人のパトリックは今でも憶えています。学校で気分が悪くなり、おばあちゃんに迎えに来てもらった時のことを。家に帰るとおばあちゃんはパトリックの前に大量のオリーブを持ってきて、これを食べれば具合が良くなると言ったそうです。あまりオリーブが好きではなかったパトリックですが、おばあちゃんを信じて食べることにしました。すると驚くことに、本当に具合がすぐに改善したのだそうです。

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このような経験は誰にもあると思います。しかし残念なことに、このようないわゆる「おばあちゃん・おじいちゃんの知恵」は過去のものとして消えつつあるのが現状です。今回はユーロッパのおばあちゃんが教えてくれた、体の具合が悪いときに活用できる11の裏ワザを紹介します。

1. 尿管感染症

ベーキングパウダーを一つまみ加えたコップ一杯の水を飲みほしてみましょう。これにより膀胱の中がアルカリ性となり、バクテリアが繁殖しにくい環境を作ってくれます。

Close-up Of Baking Soda On Spoon.

2. 閉経

食事にヤム芋を取り入れてみましょう。ヤム芋には抗酸化成分とビタミンAが豊富に含まれており、これらは体内のコレステロール値を下げてくれる働きがあります。ヤム芋にはまたジオスゲニンという成分も含まれています。これはプロゲステロンと呼ばれるホルモンに関連するステロイド成分で、これを摂取することで胸の圧迫感やPMS(月経前症候群)、出血などの問題に効果を発揮してくれるそうです。

3. 抜け毛

抜け毛の悩みを抱えるのは男性だけというわけではありません。髪の問題は大きなストレスになることもあるので、くしを通した時やシャワーを浴びるときに抜け毛が増えたと感じたら、これを試してみてください。抜け毛予防に効果があるのは、ハーブティーです。日常的にイラクサやハーブのお茶を飲むようにすると、毛の毛包部分が強くなり、毛が抜けにくくなるんだとか。ただし、ハーブティーは極端に飲みすぎると腎臓を傷める恐れがあるので注意しましょう。

Hair loss

4. 胃のむかつき

お腹の問題を解決してくれるのはオリーブだけではありません。干しアプリコットも効果があると言われています。アプリコットには食べ過ぎたときに満腹感を解消してくれる効果があるそうなので、食後に摂ると効果的です。デザートとしても楽しめますよね。

5. イボ

体にできるイボは、テープでぐるぐる巻きにしてみましょう。数日もすればどんどんと小さくなっていきます。

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6. 耳の痛み

耳の中に痛みがある場合は、綿棒に新鮮なレモン果汁を浸み込ませ、優しくなでるように中を掃除してみましょう。痛みを引き起こすバクテリアを退治するとともに、耳の中のpH値を中和しすることで痛みを和らげることができます。

7. 口臭

おばあちゃんにも効果があるのであれば間違いないですよね!わざわざお金を出してチューインガムを買うのであれば、そのお金でセロリかパセリを手に入れましょう。この2種類の野菜はフレッシュな息をもたらしてくれるだけでなく、歯を健康に保つ効果もあり、さらに消化の働きを改善してくれるというメリットもあるそうです。

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8. 関節炎 

レーズンをジンに一晩漬けておいたものを翌日食べてみましょう。少量であれば酔っぱらう心配もありません。この2つは関節炎の腫れや痛みを抑えてくれる最高のコンビネーションなのです。レーズンをアルコールに漬けておくことで、消炎効果が生まれるのだそうです。

9. のどの痛み

セージの葉を2枚舌の下に貼りつけ、そのまま溶けるまでおいておきましょう。これが驚くほど効果的なんです。のど飴をなめるよりもはるかに効果的、是非試してみて下さい。

10.  歯の痛み

クローブには麻酔のような効果を持つ成分や抗バクテリア成分が含まれています。クローブのオイルを患部に塗ったり、生のクローブを噛むことで、歯の痛みも和らぐんだとか。

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11. 鼻づまり

鼻の中をきれいにし、鼻の詰まりを解消するためには、塩を水に溶かした溶液を使うのが効果的です。0.5リットルほどのお湯にスプーン1杯程度の塩を溶かし、鼻腔洗浄器を使って鼻の中に流し込んでみましょう。

聞いたことないものばかりですが、ヨーロッパでは昔から試されてきたものばかりなのだそうです。あなたのつらい症状も解決してくれるはず!是非試してみてください。