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アパートに帰ったらドアにドリルで空けたような穴が開いていた。これが意味することを知って、血の気が引く思いだった。
Twitterユーザーの「まつやん」さん(@mt_yng)が帰宅すると、アパートのドアにドリルで開けたような見覚えのない穴が開いていることに気づきました。穴はドアを貫通し「覗き穴状態」です。
この穴の意味が分からない人は、気をつけたほうがいいかもしれません。
夜勤終わってアパート帰ったら自分の部屋のドアにドリルで空けたような穴空いてて恐怖…… pic.twitter.com/rDOmN9bSh0
— まつやん (@mt_yng) January 29, 2017
これは、空き巣の痕跡です。「サムターン回し」と呼ばれる泥棒の手口で、ドリルや特殊な工具を使って穴を開けるなどして、内側のツマミ(サムターン)を回転させて解錠してしまうというもの。
この手口による被害は以前に比べて減っているといわれていますが、鍵の種類やドアの材質によっては侵入被害を受けやすいこともあり、オートロック付のアパートやホテルでも被害が報告されています。また、電動ドリルなら10~20秒ほどでドアを貫通させることができ、ハンドドリルでも20秒~1分ほどで穴を開けることができるそうです。モーター音がならないハンドドリルの場合、周りに気づかれることが無いまま簡単に侵入されてしまうケースが多いのだとか。
昨日のドアの穴の件で警察の方からお聞きしましたが、彦根・東近江付近で同様の手口の空き巣が発生しているらしいです。 pic.twitter.com/m6BM2sRX91
— まつやん (@mt_yng) January 30, 2017
サムターン回し対策は、錠をより防犯性能の高いものに取り替えるか、サムターンカバーなどのサムターン回し防止グッズなどが効果的とされています。幸いにも「まつやん」さんの自宅は開錠や荒らされた形跡は無かったとのことです。この機会に家の鍵やドアの素材を確認しておくのもいいかもしれません。
知らないよりは、知っておいたほうがいい情報です。