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お酢を洗濯機に入れた方が良い10の理由
洗濯って服の種類や色、汚れの種類によって洗濯方法や洗剤のタイプなどに気をつけなくてはいけなかったり、結構大変ですよね。ベビー用、消臭・殺菌効果付き、どろ汚れ用に加え、柔軟剤、漂白剤など、気がついたら家にさまざまな製品のボトルや箱があったりしませんか?
そんな日々のお洗濯をナチュラルにサポートしてくれる万能アイテムを紹介します。それは新しい商品ではなく、とっても身近にあるもの。お酢です!
お酢は酸性のため、石けんやシャンプーなど、アルカリ性のものと混ざり合うと中和して汚れを落とす効果が生まれます。この性質を洗濯の際にも活かしてみましょう。まずは洗濯前。ジーンズなどの色落ちしやすいものを洗うときには、洗濯機に入れる前にお酢と食塩を加えた水につけてみましょう。アルカリ性の洗濯用洗剤は、油分を落とすため、同じ油分である色素なども落としてしまうんです。酸性の酢を加えることでアルカリ性が中和され、色落ちを防止することができます。
お酢は、服やタオルをふわふわにしてくれる柔軟剤の代用にもなります。洗濯物がごわごわしてしまうのは、残った洗剤が繊維の弾力性を奪って洗濯中に繊維が横に倒れてしまうから。酢を柔軟剤と同じように柔軟剤の投入口に入れるか、最後のすすぎが終わった後、お酢を入れてもう一度すすいでください。お酢の量は水45Lに対して50ccが目安です。洗剤のアルカリ性が中和され、繊維の弾力が保たれます。
お酢には黄ばみを取って防ぐ効果もあります。酢を洗濯に取り入れれば、漂白剤を使う回数も減らすことができますね。
@MarkAClarkson Leaves a brown/orange stain on any area where there is sweat. Do not use with whites. pic.twitter.com/ZG4Tb7rSxp
— Mark Alfred Clarkson (@MarkAClarkson) October 18, 2015
衣服に残った洗剤カスは、アレルギーや肌荒れ原因にもなります。このお悩みも、お酢で解決!
お酢には、さらに殺菌作用と脱臭効果があります。洗濯物の臭いは、カビや雑菌が原因です。お酢をすすぎの時に加えるだけで臭いの元となる雑菌を殺し、臭いが発生しなくしてくれます。煙草の匂いにも効果的です。
お酢はボールペンのシミなど、油性のシミにも効果的です。1カップを加えた湯に一晩つけるか、お酢を含ませた布で叩いてみましょう。
お酢で洗った服は、繊維や動物の毛などをつきにくくしてくれます。柔軟剤と同様、静電気を防いでくれるからです。
お酢はキツい化学物質ではないので、下着や水着、デリケートな服にも安心ですね。
Laundry day! Be nice to your merino, and it will be good to you. #handwashonly #icebreakeryyc @icebreakernz pic.twitter.com/nTpBa0zccP
— Rachel (@BrewingReality) October 14, 2015
洗濯機を閉めっぱなしにしていたりしていると、洗濯槽に雑菌やカビが繁殖してしまいます。洗濯物につく臭いも洗濯槽の汚れが原因かもしれません。お酢の殺菌効果がここでも役立ちます。洗濯機に水を入れ、水の10分の1位の量のお酢を入れて洗濯機を少し回したらそのまま一晩置きます。翌日標準コースで排水すれば終了です。
お酢は砂糖や調味料が入っていないもの選んでください。環境に決して優しくない化学製品をに頼らず、キッチンにあるものでこんなに効果が期待できるなんて嬉しいですね。ぜひ試してみてください!
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