DIY
ガラスの瓶の中に入った小さな庭「テラリウム」。こんなに簡単に作れるなんて思いもしなかった！
水槽やガラスの瓶などの透明な容器に植物など入れて栽培を楽しむテラリウム。インテリア性も高く、庭やベランダがなくても楽しめる園芸として人気を集めています。一見、作るのは難しそうに見えますが、実は意外に簡単！今回は、テラリウムの作り方の手順を紹介します。
必要なもの：
メイソンジャーやワインボトルなど、透明のガラス容器やプラスチックコンテナーを用意します。
容器はしっかりと磨いておきましょう。
テラリウムに入れたい植物を選びます。サボテン、多肉植物、シダ類、コケ、エアプランツなどがオススメです。性質の違う植物を混同しないようにしましょう。お互いの生長を邪魔して枯れてしまうことがあります。
次に土台となる土や砂利を用意します。
用土：培養土、ハイドロボール、赤玉土など。
砂利/石：鉢底用で水はけをよく良くします。
活性炭：水の浄化、土の鮮度を保ちます。
水ゴケ：コケを敷くと余分な水分をスポンジのように吸収してくれます。
デコレーション：ミニチュアのフィギュアなど。
作り方：
清潔な容器の底に砂利と炭を2.5センチほど敷きつめます。
次に水ゴケを敷きます。これによって下に敷いた砂利が安定し、余分な水分も吸収してくれます。コケの上に用土を敷きます。
続いて植物を植えていきます。根をほぐして、用土に開けた穴の中に入れ、土を優しくかけてあげます。デコレーション用の小石やコケなどでカバーして、フィギュアなどを加えます。最後に水をやり土を湿らせれば完成です。
定期的に水をやるのを忘れないでください。テラリウムを外気に触れた状態にしておくのであれば特に水やりが大切です。しなびていたり、病気かなと思うものがあれば、他の植物もダメになる前に取り除いてください。コケや草にも同様です。また、暖かい場所を好む植物を栽培している場合はできるだけ屋内の暖かな場所で保管しましょう。
テラリウムを閉じた空間に作る場合は、時々蓋をあけるようにしてあげてください。
コーヒーポットや古い電球を使ったり、天井から紐でつり下げてみるのもオシャレですね。創造力を活かして自分だけの小さな庭作りを楽しんでみてください。ギフトとしても喜ばれるはずです！
