自動車運転大丈夫?交通事故の原因になりかねない危険な間違い

本当に正直に答えるとしたら、運転の際に一度も間違いを犯したことがないという人はいないでしょう。 場合によっては間違いを犯していることにすら気付いていないかもしれません。でもこうした間違いはクルマの寿命をすり減らし、他の人々を危険に晒しているかもしれません。

Evgeny Murtola/shutterstock

1. 不適切な座り方

ドイツというとF1ドライバーの世界王者やアウトバーンが有名で、運転が上手いような感じがしますが、一概にそうとも言えないようです。2009年に行われた座り方についての調査では約75パーセントのドライバーが不適切な座り方をしていたそうです。座り方が間違っているると、腰痛や筋肉痛の原因になるだけでなく、エアバッグが開くときに怪我をしかねません。

正しく座るには、まずシートの高さを調節して目の位置がフロントウインドゥの真ん中あたりに来るようにしてインパネがしっかり見えるようにします。シートの背もたれに臀部がしっかり当たるまで深く座り、ペダルを踏んだ時に膝が伸び切らないようにします。また上体を起こした状態で運転し、運転中は肩が背もたれに着いた状態を保ちます。

AnyVidStudio/shutterstock

2. シフトレバーに手を乗せたままにする

海外などでマニュアル車を運転しなければならない時に注意したいのがこれ。ミッションにストレスがかかったり、振動でシフト抜けしたりする可能性があるので良くありません。何よりも運転中は両手でハンドルを握るのが基本です。

Chamille White/shutterstock

3. クラッチを踏んだままにする

こちらもマニュアル車絡みの間違いですが、特にアイドリングストップ機能を騙すために信号待ちなどの時にクラッチを踏んだままにしている人が多いようです。クルマに直接ダメージを与える訳ではありませんが、クラッチスプリングからの負荷のかかるベアリングをリリースすることになります。このベアリングは恒久的にクラッチスプリングの負荷に耐えるように設計されていません。もしこの部分が壊れるとクラッチ丸ごと換装することになります。

NagyDodo/shutterstock

4. 据え切り操舵

都内などで狭い場所に駐車する時によく見られます。この停止した状態でステアリングを切る行為はリレーロッドやタイヤに負担をかけます。すぐに壊れるということはありませんが、あまりにも多く繰り返していると部品の寿命を縮めるのも事実。できれば微速でハンドル操作をしましょう。

welcomia/shutterstock

5. ルーフ上の雪

場所によってはルーフの上に多くの雪が乗った状態で運転することは違法です。ブレーキをかけた時にフロントウインドゥに落ちて前方視界が遮られたり、ワイパーが壊れたりします。また走行中にクルマの後ろに落ちると後続するクルマにとって危険だからです。もし雪国に行ったらしっかり雪を取り除いてから運転しましょう。

Grodfoto/shutterstock

6. 運転に不向きの履物

ドイツの大きな保険会社が2015年に行った調査では25パーセントの女性と13パーセントの男性ドライバーがビーチサンダルで運転したことがあるとの結果が出ました。またこの内4人に1人が履物がマットにひっかかった経験があり、5人に1人がペダルから滑った経験があったそうです。

日本では都道府県別に履物に関する規則は違いますが、運転を誤る恐れのあるものや踵が固定できない履物は禁止されています。ビーチサンダル以外にもヒール高の高いハイヒールなどもペダル操作が難しいので危険です。

Freedom_Studio/shutterstock

7. エンジンを暖めるためにアイドリング

アイドリングストップを義務付けている都道府県は多いですが、冬場などにエンジンを暖めようとアイドリングしてからクルマを動かす人もまだいるはずです。でもこれは環境に悪いだけでなく、エンジンにも悪いんです。

現代の車は延々とアイドリングして暖めるより、即発進させて走行しながら軽い負荷を掛けて暖める、暖機運転の方がエンジンに優しいです。理由は負荷がかかっていない状態のアイドリングは燃焼室内をひどく汚すから。暖機運転であればエンジンだけでなく駆動伝達系も暖めることができます。

victoras/shutterstock

8. ダッシュボード

ダッシュボードに乗せてあるものは衝突時に凶器に変貌する場合もあります。何かをダッシュボードに載せる場合には良く考えてからにしましょう。

Willrow Hood/shutterstock

9. 下り坂のブレーキ

下り坂で長い間ブレーキペダルを踏み続けるとまず摩擦ブレーキの摩擦材が熱くなり、摩擦係数が落ちてブレーキが効かなくなるフェード現象が起こります。そしてブレーキの効きが悪くなったままさらに踏み続けると熱が液圧系統内部に伝わり、油の中に気泡が生じブレーキペダルを踏んでもその力はブレーキまで伝わらなくなるペーパーロック現象が起こります。これを防ぐためにはエンジンブレーキを使って減速し、フットブレーキを使った場合はブレーキを休ませて冷やしましょう。

PowerUp/shutterstock

10. 注意散漫

アメリカのCenter for Disease Control(CDC)によると、アメリカではドライバーが注意散漫だったために毎日8人が死亡、1160人が怪我を負っています。スマホの操作や搭乗者との口げんかなどが主な原因です。CDCによるとこれらの事故は3つのタイプに分けられます。視覚的に気が散ること、ステアリングから手を放すこと、運転に集中しないことが事故に繋がっています。

BLACKDAY/shutterstock

11. 急なバック

まだクルマが前進中にリバースに入れるとギヤボックスなどに大きな負荷をかけて寿命を縮めます。

12. タイヤの空気圧

タイヤの空気圧が低いとタイヤの消耗が激しくなるだけでなく、燃費が悪くなり、ブレーキに必要な距離も長くなります。空気圧が適正値であるかチェックしましょう。

WeStudio/shutterstock

13. 大きな荷物

スペアタイヤや大きな荷物を固定せずに後部座席やトランクに入れることは実はリスクの高いことです。衝突時に慣性の法則で前に放り出され、トランクにあっても後部座席が倒れるようになっている場合は、それを突き倒して前に飛んでいきます。大きな荷物のある時はストラップなどで固定しましょう。

YouTube/SafetyFirstTV

こちらのビデオで40km/h衝突時にスペアタイヤがどのように動くかが分かります(ドイツ語と英語のみ)

あなたには何個の間違いがありましたか?安全でクルマに優しい運転を心がけましょう。

コメント

おすすめの記事