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Lifehacks

【衝撃の展開】ブロッコリーとコーヒーを餌に与えられた猫。38年後、ギネス世界記録を達成することになる。

猫は私たちの暮らしの中で、犬と並んで最も身近な動物です。欧米では誰もが知ることわざに「A cat has nine lives」(猫は9つの命をもっている)というものがありますが、猫は本来強い生命力をもっている生き物だという意味があるそうです。たしかに猫の寿命は犬よりも長く、平均15歳前後と言われ、20歳近くまで長生きする猫も珍しくありません。ところでみなさんは、世界で一番長生きした猫を知っていますか?

ギネス世界記録に登録されている世界で最も長生きした猫はアメリカ・テキサス州に住んでいたクリーム・パフ(Creme Puff)です。なんとメス猫のクリーム・パフは38歳と3日も生きました。人間の年齢に換算すると168歳という驚きの年齢です!人類史上最も長生きした人間・フランス人のジャンヌ・カルマンさんの年齢が122歳と164日だったことを考えると、どれだけ驚くべき記録なのかがよく分かります。ちなみに日本で最長寿の猫は36歳まで生きた「よもこ」という猫で、青森で1935年から1971年まで36年間も行きたそうです。

アメリカ人のジェイク・ペリー氏に飼われていたクリーム・パフは丸々と太った可愛い猫だったそうで、ペリーさんはこの猫にベーコン&エッグ、アスパラガス、ブロッコリー、そしてクリームたっぷりのコーヒーなどを餌として与えていたそうです。

通常塩分の多いベーコンなどはほとんど汗をかかない猫には代謝が難しく有害とされています。さらに牛乳も猫に与え過ぎるとあまり良くないとされますが、コーヒーと一緒なら問題ないのでしょうか?しかしさらに驚くべき事実はクリーム・パフと同じ飼い主の元で飼われていたもう一匹の猫の存在です。

なんとクリーム・パフの同居猫のグランパも、34歳と2ヶ月という当時の世界記録を打ち立てて天寿を全うしていたのです。グランパはクリーム・パフよりも先にペリー氏に飼われていたコンテストでのチャンピオン歴もある、スリム体型の猫でした。現在世界記録1位と5位の猫が同じ屋根の下で生活していたなんて不思議ですね。

ギネス世界記録によると、クリーム・パフとグランパが与えられていた餌と長寿の因果関係は不明だそうですが、2匹がこれだけ長生きしたことを考えると、「もしかしたらこれらの食材に長生きの秘密が隠されているのかも」なんて想像力を掻き立てられます。猫の平均寿命も人間と一緒で年々伸びていますから、この記録を破る猫が現れる日もそう遠くはないかもしれません。