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DIY

【DIY】誰でも一瞬で出来る家具修理ライフハック12選

使い捨ての物について激しい議論が交わされる現代。ぐらついたテーブルの脚や、引越しの際に家具についた傷など、自分で直せるなら、新しいものを買うより直した方が良いですよね。そうすれば古くなった家具も、新品同様の姿に生まれ変わります。そんな家具修理に便利な12のライフハックをどうぞご覧ください!

1. 家具についた傷

家具についた引っかき傷や木の割れ目などは、家具用ワックスでキレイにできます。ワックスを問題の箇所に塗って、あとは柔らかい布でワックスを擦り込むだけです。

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他にもクルミを使って家具についた傷をリペアする方法があります。殻を取ったクルミを家具の傷に擦り付けるだけで、細かいクルミの粒子が傷を埋めてくれるうえに、クルミに含まれるオイルが木を乾燥から守ってくれます。

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2. 蝶番が取れてしまった

家具使用される建材用の板は、あまり柔軟ではありません。特にクローゼットのドアなどに取り付けられた蝶番はほとんどの場合、小さいネジだけで直接もろい板の表面に取り付けられているため、圧力に耐えきれずドアの一部が割れてしまう原因となります。

修理をはじめる前に、まず問題の箇所をキレイに掃除します。それから木工パテでキズやすき間を充てんします。乾いた木工パテは、木材同様に補修可能です。ドリルビットでスライド蝶番のヒンジカップがピッタリはまる大きさの穴を空けます。

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3. スーパー木工接着剤

木で出来た家具の割れてしまった部分や、取れそうな部品は通常の木工接着剤では十分に接着させることができません。特に硬い材質の木材や、繊細な木製部品などの場合困難です。そこでおすすめするのが、おがくずと接着剤を混ぜてペースト状にする方法です。このペーストを使えば、一度接着した部分が取れてしまうことは決してありません。

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4. 穴やひび割れをふさぐ

大きなひび割れや穴も、おがくず&接着剤ペーストを使えばキレイに塡まります。おがくずには同じ木材を使用するか、木材用着色剤を使えば、修理の痕を目立たなくすることが出来ます。

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5. 重いタンスの引き出し

古いタンスや机の引き出しが「重い」ことはありませんか?そんな場合、引き出しの側面や、底に当たる部分の木を紙やすりで軽く削り、ロウソクで優しくこすると滑りが良くなります。

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6. へこみをアイロンで修理

木のテーブルやフローリングにできたへこみ、気になりますよね。でも釘と水、そして濡れタオルとアイロンがあれば元に戻せるってご存知ですか?まず水が染み込みやすくなる様、へこんだ部分に画鋲を垂直に刺します。少量の水を垂らして、染み込むまで少し待ちます。水が十分浸透したら、上から濡れたタオルをあて、アイロンを5〜10秒ほど押し付けて離してを2、3回繰り返して下さい。染み込んだ水で木材が膨張し、へこみが改善されます。

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7. ゆるくなったボルト

テーブルの脚が緩んで、ボルトを何度も締めなくてはいけないという方はこちらの裏ワザをご覧ください。ナットが取れてしまうのを防ぐために、ボルトの表面に薄く除光液を塗ってください。ヤスリを使う方法も効果的です。削り過ぎないように注意しながら軽くボルトを磨くだけOKです。もちろんホームセンターなどで購入可能な専用の接着剤を使うのも効果的です。

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8. イスの背もたれをリペア

クランプ(締め具)は接着作業に適さない場合がありますが、何時間も修理したい部品を手で持ち続けるのも酷です。そんな時便利なのがラチェットバックル式のラッシングベルトです。写真の様にラッシングベルトで固定すれば、イスの背もたれを簡単に接着することができます。 

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9. テーブルについたシミ

オイルステイン塗装の高級ダイニングテーブルも、水滴のついたコップを置くと、丸いシミができてしまいます。このシミを取るのに大変効果的なのが、どの家庭にも必ずある「マヨネーズ」です!シミの上にマヨネーズを塗って30分ほど浸透させたら、あとは柔らかい布で拭き取るだけ。

ちなみに、ひとつまみの塩とひまわり油を混ぜたペーストでも同様の効果が得られることが分かっています。

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10. 家具の表面にできた膨らみ

アンティークのイスや、木製のサイドボードの表面に膨らみが出来てしまった場合、もろい化粧合板が割れてしまう危険があるため注意が必要です。そんな場合は、家具の膨らんでいる部位に補修用注射器を使って木工ボンドを注入し、上から軽く押して化粧合板が下の構造部分に貼りつくようにします。

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11. がたつく食器棚の扉

キッチンの食器棚の扉がガタついたり、ずれていたりすると気になりますよね。そんな時は家具用のマグネットキャッチを使えば、扉がしっかりと閉まるようにできます。

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12. 3D流し型

蚤の市やアンティークショップでは、稀に掘り出し物を見つけることができます。しかし、古い家具に限って装飾や家具の一部が壊れたり、欠けてしまっていることがよくあります。でも、それがあまり圧力のかからない部分なら、次の方法で簡単に修理することが可能です。

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まず家具の欠けた部分と本来同じ形状であるはずの部分にサラダ油を塗り、その上からホットメルト接着剤を何層か塗布します。接着剤が冷めて固まったら、3D流し型の出来上がりです。この型に木粉粘土を入れて壊れた部品と同じ形に仕上げれば完成です。

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素人にとって、家具を自分で修理するのは至難の業です。でもご紹介したような裏技ならいざという時、かなり役に立つはず。それでも諦めも肝心です。完全に壊してしまう前に、専門家に相談してみましょう。

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