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DIY

キャンドルのロウを使い切る11の方法

冬本番、帰宅してお風呂に入ってからキャンドルを灯してゆったりした時間を過ごす人も多いのでは。電気とは違うキャンドルの優しい灯りが心を落ち着かせ癒してくれます。でも途中でキャンドルが変形して火がつかなくなってしまうこともしばしば。

この使いかけのキャンドルは、年末のデコレーションにぴったりなものから、いざという時の備えまでいろんな再利用法があります。知っておいて損はないアイディアを見てみましょう!

1. 新しいキャンドルに

使いかけのキャンドルを集めて新しいキャンドルを作るというのは一番ベーシックな再利用法です。キャンドルを結構使うという人ならキャンドル代の節約にもなります。湯煎でロウを溶かし、容器に流し込みます。容器はガラス瓶が一番手軽ですが、トイレットペーパーの芯でもいいでしょう。トイレットペーパーの芯は中のロウが固まったらびりびり破くだけです。

芯は専用のものを購入するのが一番ですが、手っ取り早いのは、100円ショップなどで手に入るお仏壇用の細いろうそくです。細いろうそくを容器の中心に固定した状態で周りにロウを流し込みます。

Flickr/eclipse_etc

2. キャンプ用キャンドルに

ロウが溜まったらキャンプや緊急時に活躍するキャンドルを作っておいてもいいかもしれません。缶詰の缶にダンボールと布切れを入れて湯煎で溶かしたロウを流し込むだけです。キャンプなど屋外での使用にぴったりなキャンドルの出来上がり。

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3. 環境に優しいBBQ着火剤

BBQや焚き火の液体タイプの着火剤は人体と環境に有害な物質を含んでいることがあります。 キャンドルのロウを着火剤として再利用すれば、人体にも環境にも優しい焚き火が楽しめます。紙製の卵の容器や紙パックに木屑を混ぜたロウを流し込みます。

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松ぼっくりは自然な着火剤ですが、これをロウに浸せば着火力がパワーアップ。

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4. 雪かき用シャベルのコーティング

雪が降ればきれいですが、それだけでは済みません。翌日には雪かきが待っています。ロウをシャベルに塗っておけば、シャベルに雪がくっつくことなく、スムーズです。

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5. 家具の潤滑剤として

ガタピシいう引き出しや、開けにくいジッパーにはロウを塗ってあげましょう。特に引き出しは、スライド部分や摩擦部分にロウを塗れば音を立てることなく開け閉めできます。

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6. キャンドルスタンドの裏ワザ

立派なキャンドルスタンドにキャンドルを立てようとしても、滑ってしまいなかなかうまくいきません。でも使いかけのキャンドルのロウをキャンドルスタンドに垂らして接着剤のように使うことで、キャンドルがまっすぐ立つようになります。

Flickr/vikingsuicide

7. 宛名の保護に

郵便物や宅配物の宛名が雨水などで滲んで読めなくなっていたなんてことありませんか。宛名部分にロウを擦りこんでおけば、濡れても滲まずきれいなまま相手に届きます。

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8. 蚊除けキャンドル

残ったロウを集めて新しいキャンドルを作るなら、シトロネラのエッセンシャルオイルを加えて蚊除けキャンドルを作ってはいかがでしょう。柑橘系の爽やかな香りで夏場の屋外でも虫を寄せ付けません。

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9. 屋外パーティ用のキンドルに

松ぼっくりや月桂樹の葉、シナモンスティックなどをあしらえば、香りも素敵でおしゃれな着火剤にもなります。火をつけるのがもったいないほどです。

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10. 卵型キャンドル

ゆで卵を柔らかめに作り、殻の上の方だけを開けて中身をスプーンできれいに取り除きます。ここに芯を挿して再利用のロウを流し込んで固めるだけです。クレヨンを混ぜればカラフルに。

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11. 靴の撥水に

撥水スプレーは結構値が張りますし、玄関でスプレーするのは抵抗があるという人もいるはず。布製の靴にロウを擦りこめば、撥水効果抜群です。まずは靴の目立たない場所に塗ってから試しましょう。ロウを塗ってからドライヤーで温めれば、ロウが均一に伸びてより効果的です。

それから、靴紐の先がバサバサになって結びにくくなったり、みっともなくなったら、靴紐の先端にロウを数滴垂らし指で形を整えます。こうすれば形もまとまり再び使いやすくなります。

Flickr/zackzen

大きめのキャンドルを買うと、使えずに残るロウが結構出るものです。こんなにいろんな使い道があるのにゴミ箱行きはもったいない!ぜひ試してみましょう。