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トリビア

黄色いリボンをつけた犬を見つけたら…|犬を見守るイエロードッグプロジェクト

街でかわいいワンちゃんを見かけたら、つい近寄ってよしよししたくなってしまいますよね?でも、もしその犬がリードや首輪に黄色いリボンをつけていたら、あなたはどうしますか?

みなさんは「イエロードッグプロジェクト」をご存知ですか?どこかで聞いたことがあるという方、また初めて耳にするという方も少なくないはずです。この活動は2012年6月に北欧のスウェーデンで始まったもので、「黄色いリボンや黄色いものを身につけている犬を見かけたら、近寄らずにそっとして置いてあげてね」という大変シンプルなメッセージを広めようという運動です。

Twitter/@orivia0507

 

ワンちゃんを見るとつい、駆け寄ってしまいたくなる人も多いと思いますが、他人やほかの犬などとの接触が苦手な犬も多くいます。そうした犬たちを区別できるよう広まったのがこの「イエロードッグプロジェクト」です。

訓練中の盲導犬や、健康上の問題を抱える犬、さらに虐待のトラウマなどで、他人やほかの犬が近くに来るとパニックを起こしてしまう子などが、このリボンをつけることで、一目で分かってもらえるようにとの思いが込められています。

この運動の広がりとともに、見知らぬ犬に飼い主の許可を得ずに触れたがる人、「ほらほら、お友達よ」などと言って大きな犬に小さな犬を無理やりに近づける人や、ノーリードで犬を散歩させる人に困っているという体験談も寄せられています。犬を飼っているという方で、心当たりがある方はこういった行為は見直した方が良いかもしれません。

これから街で黄色いリボンをつけている犬を見かけたら、距離をとるなどの気遣いをしてあげようと思います。犬を飼っている人とそうでない人が、こうした運動を機にお互いを尊重し合うことができる社会になれば良いですね。

プレビュー画像:  ©Twitter/@orivia0507

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