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Lifehacks

なんじゃこりゃ?今と全く姿や形が変わった10の日用品

日常生活を送る中で必需品となっている日用品たちは、多くが数百年も前から存在し、人の暮らしを支えています。そんな日用品は技術の発達とともに、より便利で使い勝手がいいよう進化を遂げてきました。しかし、中には信じられないほど姿や形が変わってしまった物も。その当時の発明品として世に出た頃の姿を目にした時には、思わず「なんじゃこりゃ?」なんて声もあげてしまいそうになります。そんな驚くべき進化を遂げた10の日用品がこちらです。

1. テレビ

テレビの量産が始まったのは1930年代からと言われています。しかし、一般の家庭に普及したのは第二次世界大戦以降でした。

2. サングラス

一番最初に登場したサングラスは、強い日差しが雪に反射して目を痛めてしまわないようにと作られました。雪国に住むイヌイットによって作られたこのサングラスは、セイウチの歯から作られ、視界を確保するため横に細長い切り込みが入っています。

3. デジタルカメラ

コダックが世界初のデジタルカメラを発売したのが1975年。重さ3,6kgのこのデジカメは、0.01メガピクセルの白黒画像をカセットテープに記録して23秒かけて撮影するという物でした。2000年代初期にはすでに小型だったデジタルカメラ。その技術の進化のスピードに驚きますね。

4. トイレットペーパー

Twitter@eleanorherman

中国では紀元前2世紀にはすでにトイレットペーパーを使っていたと記録があるのに対し、ヨーロッパではちょっと違った習慣があったようです。古代ローマでは棒の先に海綿スポンジをつけて綺麗にしていたそう。そしてすすいで綺麗にし、次の人が使ったとか…。

5. 洗濯機

初代のドラム式手動洗濯機が特許を取得したのは1851年。何だか、おどろおどろしい機械ですね。

6. 靴下

考古学者たちによってこれまでに発見された世界最古の靴下は、3世紀から5世紀のものであるとされています。この靴下はサンダルが履けるように作られたと言われています。

7. 歯科治療用ドリル

およそ9000年前のものと思われる古代文明で使われていた歯の治療用ドリル。お隣の歯、というか顎全体がガガガ…と、とんでもない振動がきそうなやつですね…。

8. ライフジャケット

1804年にはすでにコルク製のライフジャケットを買うことができたそう。同様のものが1912年、あの有名なタイタニック号の運命の処女航海時に使われました。

9. ローラースケート

ローラースケートが誕生したのは18世紀のこと。現在のインラインスケートのように、すでにローラーが一列に配置されています。

10. ハードディスク

初代のハードディスクの重さは、なんと1トン。そのため、フォークリフトなしで運ぶことは不可能でした。メモリ要領はというと、5メガバイト。今で言うとMP3形式の音楽ファイルで1曲分といったところ。

日用品の進化を歴史をたどると、まるでタイムスリップでもしたかのような気分になります。きっと、未来の人々も私たちが今当たり前に使っているものを見て、さぞかしびっくりすることでしょう。

プレビュー画像:©︎Twitter/Load3r