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家事

アメリカの家事コンサルタント、フライレディが提唱する15分掃除術

たった15分で、家の中がすっきりキレイに片付く掃除術?

そんなの無理だと思いますよね。でも、15分という時間設定をすることが、家事などを習慣づけるためにはとても効果的だということがわかっています。短い時間だからこそ、ゲーム感覚で無理なく続けることができるのです。

さらに、15分という時間枠があることで達成感や自己肯定感が高まる効果もあるようです。

15分掃除術とは?

片付け、掃除、整理整頓は終わりのない作業です。時間をかけてキレイにしてもすぐに散らかってしまうので、モチベーションが維持できずに、部屋がさらに散らかって、もっと片付けが嫌になる・・・まさに悪循環。

EEEEEK! CHAOS.

どうすれば掃除に対するモチベーションを長期的に維持できるのでしょうか。

アメリカの家事コンサルタントの「フライレディ」(FlyLady.net)は、家の中を管理するオンラインパーソナルコーチとして、1日わずか15分の掃除習慣を続ける方法を提唱しています。

フライレディ・メソッドとは?

フライレディ・メソッドは、その日のタスクを明確にすることを重視します。一方で、その方法は日常生活で簡単に取り組めるようにシンプルで柔軟性の高いものでなければなりません。

FlyLadyの15分掃除プログラムでは、家全体を6つのエリアに分けます。例えば、エリア1(お風呂場)、エリア2(リビング)、エリア3(キッチン)・・・などです。

各エリアには曜日が割り当てられています。日曜日(あるいは他の曜日でも)は休息日としてお休みしましょう。

各曜日の掃除エリアを設定したら、毎日、15分のタイマーをかけて、きっちり15分間、そのエリアの掃除に全力を注ぎます。15分間でできなかったことは次の週にまわしましょう。

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絶賛する声と少しの不満の声

インターネット上では、この15分掃除プログラムに熱中している人がたくさんいます。15分という短時間なら、日常生活の中に簡単に取り入れることができ、無理なく習慣化ができると多くの人が絶賛しています。

また、時間が短いからこそ、モチベーションも上がり、集中力も途切れません。そして、この一見短い時間に意外なほど多くのことができることに誰もが驚いています。

さらに、この15分掃除は家事をする人にある種の心の平穏さや自己肯定感をもたらしてくれます。すべてが常に完璧である必要はないという気づきを得て、毎日15分を気楽に続けることで、生活空間がどんどん片付いていくなんて、魔法のようだという人もいます。

Spring cleaning

もちろん、このプログラムに対する反応は称賛の声だけではありません。たとえば、15分のなかに洗濯や食器洗い、ベッドメイキングなど、毎日必要な家事が含まれていないことを不満に思う人もいます。

確かにその通りですが、15分システムは、山積する家事のひとつである「片付け」を管理する良い方法であることに変わりはありません。

いかがでしょうか?

この15分掃除術は、掃除を習慣化して家中をキレイな状態に保つだけでなく、心理的にもよい効果があります。終わりのない家事に時間枠を作り、自分を管理することで、達成感や自己肯定感が高まるのです。気になる方は、ぜひ試してみてください。

出典:mom
プレビュー画像:©Media Partisans