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奇妙で時におぞましい美術品20点 3番目は知の扉を開ける
話題のアーティストが特別展でもやらない限り、美術館や博物館に出向くことはあまりないかもしれません。たまたま行っても常設展までじっくり見るという人はあまりいないでしょう。
でも、そんな一見退屈そうな常設展にこそ信じられないお宝や、異様な品々が眠っているもの。人目につかない場所でひっそりとたたずんでいそうな、よく見ると不思議な品々20点をご紹介します。
1. なにかの呪術に使われていたのかとさえ思わせる薄気味悪いこちらのマスク。これはフィンランドで18世紀に作られた現存する世界最古のダイビングスーツです。
2. こちらはケンタウロスの骨格標本。もちろん人工的に作ったもので、ケンタウロスがいたとすればこんな骨格になるだろうということを示しています。腰への負担がものすごいことになってますね。
3. アメリカ大陸を示す世界最古の地球儀。ダチョウの卵の下半分を2つ繋いで球体にしたもので、1504年に作られたそうです。
4. 第一次世界大戦で英国軍で使用されたとされる、ナイフ付きのナックルダスター。
5. ドイツで1620年に製作された斧付きの銃
6. 紀元前4世紀頃の奴隷の首輪。首輪についている札にはこう書かれています。「逃亡の際は取り押さえよ。領主ゾニヌスの元に返せば金貨を得るだろう」
7. 紀元前1543年〜1292年頃の古代エジプトで作られた、本物の髪の毛でできたカツラ。
Wig made of human hair. Egypt, 18th Dynasty (ca. 1543–1292 BC) pic.twitter.com/dYTgvEpLOj
— Museum Archive (@MuseumArchive) 9. November 2017
8. 16世紀に生きた2m40cmのドイツ人兵士の骸骨。
9. 1805年トラファルガーの海戦で、ネルソン提督率いる英国軍と戦ったスペイン戦艦サン・イルデンフォンソの旗。多くの死傷者を出した歴史的な大激戦で、大空にたなびいていたのです。
10. この球体オブジェの中には14個の球が入れ子式に入っており、「悪魔の作品」として知られています。しかもこの作品は1本の象牙を削り出したものだそう。19世紀の大清帝国時代に作られたものです。
11. 彫刻から取れてしまった鼻や耳
12. 1855年に開発されたリボルバー。8つの回転式シリンダーをもつ連発式の銃です。
13. 紀元前200年頃、中国の漢王朝時代に使用されたサイを模した酒の容器。
14. 1618年に日本で作られた巻貝を模した兜。
Helmet in the form of a sea conch shell, Japan 1618 pic.twitter.com/DcQRgJ5XnP
— Museum Archive (@MuseumArchive) 3. Januar 2018
15. 鉛製の入れ物に入った心臓。1860年代にアイルランドの教会の地下聖堂で発見されました。
16. アメリカの南北戦争で南部諸州を率いたジェファーソン・デイビスのパイプ。
17. バイキング時代の錠前。大きさはなんと1cm×2.5cmしかありません。
18. ナポレオン・ボナパルトが使用していたとされる歯ブラシ。持ち手は銀、ブラシは馬の毛でできています。
19. 本に見せかけ、17世紀の殺し屋が持っていた毒薬ボックス。
20. 現存する最古のモノポリーゲーム版。1930年代のもの。
たまには美術館や博物館の常設展をのぞいてみると、意外と面白いかもしれませんね。
プレビュー画像:©︎Wikimedia Commons, ©︎imgur/taybgxo13
