キッチン
固いアボカドを柔らかくする方法
ワカモレやサラダ、おつまみにしたりと、おいしいだけでなくレシピのバリエーションも豊富で人気のアボカド。でも、スーパーでアボカドを買う時、めっちゃくちゃ硬い時がありますよね。まだ熟していない状態で収穫されるアボカドは、食べごろになるまでに追熟が必要です。そうは言っても、アボカドをすぐ食べたい、レシピに必要なんて時がありますよね。そこでこの記事では、アボカドを柔らかくする方法をご紹介します。
1. 新聞紙
アボカドの熟成を進めるのは、アボカド自らが出すエチレンガスです。そのため、新聞紙に包んだり、紙袋にアボカドを入れておくと、アボカドがエチレンガスに包まれた状態になるため、通常よりも熟成を早める事ができるのです。熟成具合は、アボカドを押した時の柔らかさで確認をします。
さらに急ぎの時には…
明日にはアボカドを使いたい、そんな時にはバナナかりんごと一緒にアボカドを新聞紙で包んでおきます。そうすれば、バナナやりんごから放出される大量のエチレンガスにより、熟成スピードをさらに上げられます。
2. オーブン
アボカドを買ったその日に食べたい時は、オーブンを使う方法がおすすめです。アボカドをアルミホイルに包み、100度のオーブンで5分〜10分ほど焼けば、アボカドが柔らかくなります。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やします。
3. 電子レンジ
アボカドを切ってみたら、固かった…そんな時は電子レンジを使えば柔らかくすることができます。アボカドをレンチンする場合は、半分に切ったアボカドの種を取り除き、皮付きのまま耐熱容器に乗せてレンチンします。レンチンの時間は、ラップをして600Wで30秒から1分が目安です。
注意:電子レンジではアボカドの実を柔らかくすることができますが、熟成を進めているわけではありません。
4. ブライン液に漬ける
ちょっと変わった方法ですが、アボカドをブライン液に漬ければ、固い実が柔らかくなります。
ブライン液作り方は以下の通り。
- 水 150 ml
- 酢 50 ml
- 砂糖 大さじ
- 塩 小さじ1
ブライン液に薄くスライスしたアボカドを入れ、2時間ほどすると、アボカドが柔らかくなります。こうして漬けたアボカドは少し酸味があるため、サンドイッチに使ったり、おつまみやサラダにおすすめです。
気温が高い夏場は常温で置いておくだけで比較的アボカドの熟成が進みますが、どうしても今日、明日で使いたいという時は、今回紹介した方法をぜひ試してみてください。
おいしいアボカドの見分け方は以下の記事で紹介しています。
出典: praxistipps.focus, springlane, lecker
プレビュー画像: ©Media Partisans