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喉が痛み・夜中のひどい咳に: 薬に頼らず体に優しい「はちみつラップ」
この季節になると悩まされるのがつらい風邪です。特に、ひどいせきや痰を起こす類の風邪は本当に厄介ですよね。 そんなときは一般的にのど飴をなめたり、ハーブティーを飲んだりといった対処法で何とか症状を和らげようとする人も多いと思います。が、こういったものは概して症状を一時的に軽くしてくれるだけで、根本的な治療というわけではありません。巷では様々な民間治療法が毎年現れ、ブームのように世間を席巻していってはあっという間に消えていきます。
しかし今回ご紹介するのは、非常に手軽ながら大きな効果をもたらしてくれる対処法です。この治療法は「はちみつラップ」と呼ばれるもので、調合した薬を胸に塗った状態で一晩寝るだけという自宅でできる大変簡単な方法です。朝起きれば、あのつらい症状が大幅に改善されていることに気づくでしょう。
「一般的な咳止めシロップと何が違うの?」という疑問を抱く人もいるでしょう。
一般的な咳止めの薬には「コデイン」という鎮痛成分が含まれています。これは、特に12歳以下の子供が服用すると、呼吸障害や意識の混濁、不快感などを引き起こすことがあるそうです。また、コデイン服用によって呼吸抑制で死に至るといったケースも報告されています。つまり、咳止めシロップは服用法を間違えれば、呼吸を楽にしてくれるどころか、皮肉なことに呼吸を止めてしまう結果にもなりかねないということです。
また、咳止めの薬には、コデインに加えて「テキストロメトルファン」という成分が含まれていることがあります。これは咳を止める強力な成分ですが、同時に副作用としてめまいや胃腸の不具合、眠気、肌荒れなどを引き起こすことでも知られています。今回ご紹介するハニー・ラップは、天然由来の材料のみを使用し、つけ心地もよく、何より簡単に作ることができます。上記のような副作用もないため、安心して使用することができます。
材料:
- 薄力粉 小さじ1
- オーガニックのハチミツ 小さじ1
- ココナッツオイル 小さじ1
- 紙ナプキン 1枚
- 医療用テープ
作り方:
薄力粉、ハチミツ、溶かしたココナッツオイルを小さなボウルに入れてかき混ぜます。
紙ナプキンにペーストを塗ります。
胸に医療用テープを使って貼り付けます。
大人は一晩、子供は2~3時間貼り付けます。症状が改善するまで週に数回繰り返します。
混ぜるだけで簡単にできてしまうので、咳や痰が出たら早速試してみましょう!
