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アガロオリゴ糖|寒天にレモン汁で抗炎症作用たっぷり
プロビオ商品などの表示でよく目にするオリゴ糖。腸の善玉菌のエサとなるオリゴ糖は、ヨーグルトや飲料、お菓子など多くの食品に配合されています。でもオリゴ糖にもいろいろな種類があるのをご存知でしたか?特に寒天由来のアガロオリゴ糖にはガンを防ぐ効果や若さを保つ効果などが発見されています。
アガロオリゴ糖の効果
1. 抗炎症作用
炎症を引き起こす活性酸素の生成を抑えるので細胞の不要な酸化を防ぎ、老化を抑制します。
2. 腸の保護
オリゴ糖は善玉菌のエサとなるので腸に良いと言われていますが、さらにアガロオリゴ糖は腸管の炎症を抑える働きがあります。潰瘍性の大腸炎の治療に効果があると期待されています。
3. コラーゲンの減少を防ぐ
アガロオリゴ糖にはコラーゲンを破壊するMMP-1酵素の活性化を抑止する効果があります。
4. ガンの抑制効果
アガロオリゴ糖の正体であるアガロースがガン細胞を自滅に誘い、増加を防ぐ働きをします。
実はこの優れもののアガロオリゴ糖は、家でも簡単に作ることができます。
寒天を溶かす過程で酸を加えると固まらなくなってしまいますが、あの状態がアガロオリゴ糖がたくさんできた状態なのです。寒天にレモン果汁を加えて作ってみましょう。プレーンのヨーグルトと混ぜて食べたり、砂糖なしでサラダなどに和えて食べると美味しくいただけます。
材料
- 水 400 ml
- 粉末寒天 4 g
- レモン果汁 大さじ2〜3
- 砂糖 大さじ2 オプション
作り方
1. 寒天を鍋に入れます。
2. 水を加えて沸騰させます。
3. レモンを絞ってレモン汁を加えさらに3分以上加熱します。
4. かき混ぜているときにとろみが強いような場合でも、10分以上加熱すればほぼ液状になります。
5. 冷やして完成です。
出来上がった「固まらない寒天」は、きれいな容器に移して冷蔵庫に入れ、3日以内を目安に食べきるようにしましょう。
あとは善玉菌を腸に送り込むだけです!歳を取るにつけて善玉菌の割合が減る傾向にあるので、ヨーグルト、キムチ、納豆、チーズ、味噌などの醗酵食品を積極的に取りましょう。塩分の取りすぎには気をつけて!
