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Lifehacks

今日からこの食べ物は絶対食べないで!老化を劇的に加速させる「AGEs」が多く含まれている

AGEsと言う言葉を聞いたことはありますか?

ほとんどの人が、いまいち聞き慣れない言葉だな?なんて感じたのではないでしょうか。

けれども今日、この記事を開いているみなさんには、覚えて帰ってもらわねばならないでしょう。なぜなら、AGEは、皆さんの老化のスピードを、劇的に左右する可能性があるのですから。

そもそもAGEsとは、糖化最終生成物を指す言葉。

肌のシミや、シワやくすみ、これら全ての原因は、体の「糖化」にあると言っても過言ではありません。糖化とは、食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質などと結びつく現象のこと。この糖化が進行すると、タンパク質が劣化していき、AGEs(糖化最終生成物)という名の老化物質を作ります。

このAGEsは分解されにくく、AGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化のスピードを早めてしまうと言われています。また、疲れやすさの原因になったり、様々な病気(糖尿病、高血圧、がん等)の温床にもなってしまう、百害あって一理なしの老化物質なのです。恐ろしい!

そんな恐ろしいAGEsは極力避けたいものですが、一体どのようにすれば良いのでしょうか。

まずAGEsには2つのパターンがあり、体内で生成されるものと、食事自体に含まれているものがあると言うことを知っておきましょう。

体内で生成させるAGEsの量をコントロールするには、麺類や甘いものなど、糖質を多く含む食べ物を摂取しすぎないことが挙げられます。

一方で、食事自体に含まれるAGEsの量を減らすにはどのように工夫すれば良いのでしょうか。それにはいくつかのコツがあります。

一般的に、AGEsが少ない食べ物は、以下のようなものだと言われています。

①低い加熱温度で調理されたもの

AGEsは高温で 調理する過程で発生しやすいと言われています。ですから、焼く、炒める、揚げるなどといった調理方法と比較して、煮る、蒸す、ゆでるといった調理方法、もしくは調理しない方が、AGEsは発生しにくいのです。

②人工甘味料を含まないもの

人工甘味料(果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖・異性化糖など)は、ブドウ糖の10倍の速さでAGEを生成してしまうと言います。ですから、成分表示をしっかりとチェックして、可能な限り人工甘味料が加えられていないものを選びましょう。

以上のことを踏まえ、似たような食べ物でも、AGEsが少ない方の食べ物を選ぶことを心がければ、老化のスピードを遅らせることが出来るのです。たとえば、

  • 鳥の唐揚げ(揚げる)よりはしゃぶしゃぶ(くぐらせる)
  • サーロインステーキ(焼く)よりは牛丼(煮る)
  • 焼き餃子(焼く)よりは水餃子(茹でる)

の方が、含むAGEsは少ないと言えるでしょう。

それでも時にはAGEsを多く含む食べ物を食べたい!なんて時は、調理法をひと工夫してみてはいかがでしょうか。レモン汁を活用することが特にオススメです。

お肉の重量の1/4のレモン汁にお肉を1時間ほど浸して下処理をしておくだけで、レモンに含まれるクエン酸がたんぱく質と糖が結びつくのを抑え、AGEsを約40〜60%減らすことができると言われています。

いかがでしたか?

このように日々選ぶメニューを少しずつ変えていくだけで、老化速度を緩めるだけでなく、糖尿病や高血圧、がんなど将来深刻な病気を発症するリスクを下げることができるかもしれません。AGEsの存在を意識して、いつまでも若々しくありたいものです!

プレビュー画像:  / © Twitter/akkunn_akkunn