AIが作り出す人間の姿がナチュラルすぎて怖い

まずはこちらのイケメンのお写真をご覧ください。海外テレビドラマの俳優さんでしょうか?

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笑顔が眩しいこちらの青年。

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子供の顔写真をネット上に載せるのを控える親が一方で、子どもモデルとしてネット上のストックフォトになっている子どももいます。こちらも子どもモデルでしょうか。

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実はこれまでお見せした写真の人物はこの世に存在しません。人工知能(AI)が作り出した、架空の人物像なのです。Generated Photosのウェブサイトでは、AIが作り出した10万枚の人物像の写真をダウンロードして無料で使用できます。

AIの専門家20人と写真家のチームでまずは69人の実際のモデルを撮影、その3万枚の写真をソフトウェアにアップロードしてAIを「トレーニング」したそうです。そして作り出されたのが、10万枚のオリジナルの顔写真です。

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ほとんどが人間と見分けがつかない写真ばかりですが、なかには誤作動で生まれた不気味なものも。

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眼窩がおでこにできていたり、頭の形や耳や目のようすがちょっとおかしい人物写真もあります。

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Generated Photos社のウェブサイトによれば、このプロジェクトの目的は「ストックフォトに人種の多様性をもたらすため」だそう。確かにウェブサイトを見れば、肌の色や年齢は多岐に渡っているようです。

でもこうした「フェイク」の写真の利用については懐疑的な見方があるのも当然です。例えば、AIをトレーニングする人間の主観が介入するため、AIは本当の意味で多様性を確保できるわけではないというもの。そして、フェイクの顔写真やモデルを悪用したSNSアカウントが氾濫するのではないかといった懸念があります。またこのAI生成の顔写真が一般化すればストックフォトのモデルたちは仕事を失うでしょう。

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中国ではAI技術を使用したフェイススワッピングアプリのZaoが今大人気。自分の顔写真をアプリにアップロードし、TVで演技をする俳優やモデルの顔に入れ替えて遊ぶというものです。でも「アプリで無料で作成したいかなる肖像も永続的にデベロッパーに属する」といういわくつきのユーザー規約があります。つまり、自分の顔写真が誰かのものになってしまうのです。また顔認証システムが悪用されるのではないかという懸念もつきまとっています。

 
 
 
 
 
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AIの技術はもうかなり身近になっています。知らないうちにAIモデルさんのお世話になっているのかもしれませんね。それにしてもAIの顔生成技術も、ここまでくるとちょっと不気味…。皆さんはどう思いますか?

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