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寒くなると増える空き巣や泥棒!2つのシナリオで泥棒との遭遇に備えましょう
秋から冬にかけての季節は、空き巣や泥棒の被害が増える傾向があります。日が暮れるのが早くなり、夕方には電気をつけるので、家に人がいるかどうかが分かりやすいためではないかと言われています。また年末年始に留守にする家が多いというのも理由のひとつでしょう。
家を留守にしているときに空き巣に入られるのも嫌なものですが、一番怖いのが在宅中や帰宅後に泥棒と鉢合わせしてしまうシナリオ。とっさに正しい行動がとれるでしょうか?万が一の緊急事態に備えて、2つのシナリオのもと、正しい行動を確認しておきましょう。
シナリオ1:寝ている間に泥棒が侵入!
夜間、眠っている間に忍び込む泥棒は、全体の2割程度と言われ、それほど多くはありません。でも寝ている間に家に侵入されるなんて怖すぎますよね。眠っていて家の中の不審な音に気づいたらが、次のステップに従い、冷静に行動しましょう。
1. 警察を呼ぶ
まず最初にすることはいつも警察への通報です。侵入者と鉢合わせする前に通報できるように、携帯電話は寝室に置いておきましょう。
2. 子ども部屋に行く
お子さんがいるなら、可能な限り、子どもの安全を確保するために子ども部屋に行きましょう。子どもがいなければ、寝室にいた方が賢明です。強盗との鉢合わせはできる限り避けるべきです。
3. 部屋のドアをロックする
できれば部屋のドアに鍵をかけてください。ドアに鍵がかからない場合は、移動しやすい家具をドアの前に置いてバリケードを築くなどして、できるだけ安全を確保しましょう。
4. 電気をつける
思い切って電気をつけて、音を出してみてください。家具を移動するのは良い方法です。窓を開けて助けを求めるのも有効です。空き巣は近隣住民との衝突は避けたいので、誰かに助けを求めたことに気づくと、すぐに逃げだすものです。
5. 自衛の準備をする
空き巣の被害が多い地区や、最近空き巣が増えていると噂があるようなら、緊急事態に備えて準備をしておきましょう。催涙スプレーや緊急時に身を守るために使えるものを寝室に置いておくのです。ほとんどの場合、実際に使うことはありませんが、安心できます。
シナリオ2:帰宅したら家に侵入者!
夜間よりも日中の方が空き巣の可能性はずっと高くなります。空き巣の多くは夕暮れ時を狙うので、買い物や仕事の後に帰宅し、玄関が壊れているのを発見したり、家の様子がおかしいと気づいたら、次の5つのステップに従いましょう。
1. すぐに家に入らない
玄関のドアや窓などに泥棒が入った形跡があれば、すぐに家を出て、侵入者に遭遇しないようにしましょう。
2. 警察に通報
外に出たら、携帯電話で110番に電話してください。電話を持っていなければ、近所の人に助けを求めましょう。
3. 自分の安全を確保する
侵入者が出てきそうな経路は避け、自分の安全を確保しましょう。近くの店や近所の人に助けを求めたり、一緒に大きな音をたてるなどしましょう。
4. 直接対決は避ける
泥棒に直接立ち向かわないことが大切です。家が心配でも、中に入ってはいけません。強盗は危険を感じると暴力に訴えることがあるからです。何が起きているかを外から観察しつつ、警察を待ちましょう。
5. 侵入者の特徴や車のナンバーを覚える
もし泥棒が逃げようとしているのを見たら、特徴を覚えておきましょう。また、車を使っていたなら、車両ナンバーを控えましょう。これは、警察が犯人を見つけて盗品を取り戻すのに役立ちます。
日本で不法侵入や空き巣の被害に遭う確率は年間で500軒に1軒ほど。多いと見るか、少ないと見るかは人によって違うでしょうが、宝くじよりはずっと高い確率です。施錠システムを安全なものにして、留守にするときはしっかり施錠するなど、日頃から防犯意識を高く持っていれば、被害防止と安心感につながります。
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