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DIY

落ち葉が増えるこの季節に!自分でできる雨樋の掃除のコツ

雨樋(あまどい)は、屋根からの雨水を素早く排水し、湿気による被害から家を守るために設置されています。

特にこの季節、落ち葉などが雨樋や縦樋(たてどい:屋根から地面に向かって縦方向に設置されたパイプ)に詰まり、雨水が雨樋の縁からあふれてしまうことがあります。そのため、雨樋は定期的な掃除が必要です。

この記事では、自分でできる雨樋掃除のコツ、短時間で雨樋をきれいに戻せる方法をご紹介します。

雨樋の掃除はいつ、どのくらいの頻度で行えばいい?

雨樋掃除の頻度は色々な要素に左右されます。たとえば、雨樋のサイズや材質、家の位置や屋根の形状も影響します。家の近くに木がある場合は、雨樋の掃除の頻度を増やす必要があるかもしれません。

Gutter Mind

しかし、基本的には、雨樋掃除は梅雨に入る前の春落ち葉の増える秋の年2回が目安。

特に、冬が始まる前に、秋の落ち葉をすべて取り除く作業はとても重要。時間が経つほど汚れが蓄積され、掃除に手間がかかるので、葉が落ちたら先延ばしにせずに掃除に取り掛かりましょう。

雨樋掃除の方法

雨樋の落ち葉や汚れを素早く簡単に取り除くには、いくつかのやり方があります。

家にある道具で掃除する場合

雨樋を掃除するために最低限必要なのは、滑り止めのついた脚立、スコップ、トング、雑巾、バケツ、ゴミ袋、軍手などです。パイプの中に落ち葉や枝が落ちると、詰まりが発生して除去しにくくなるので、掃除を始める前に集水器の口を閉じておくといいでしょう。

水路の片側の端から、1メートル程度ずつ手で汚れをほぐしていきます。その後、スコップやトングでほぐした汚れを回収し、ゴミ袋やバケツに捨てて、濡れた雑巾で雨樋を拭き取ります。集水器のゴミも回収したら、バケツやホースから水を流してみて、水ががきちんと流れるかどうか確認します。

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ペットボトルでの掃除

一般的なペットボトル(1.5リットル)の底を切り取ります。これで雨樋の汚れを取り除くのに便利なちりとりが完成です。ボトルを左右に動かすだけで、落ち葉や汚れをかき集めることができます。

専門の道具を使った掃除

専門の道具や工具を使えば、雨樋の掃除はもっと簡単にできます。好きな長さに伸ばせる伸縮ロッドの使用がお勧めです。また、専用アタッチメントが付いた高圧洗浄機も、雨樋の掃除に役立ちます。

詰まった縦樋を掃除する方法

雨樋に落ちた落ち葉や小枝が風や雨で流されて、縦樋(ダウンパイプ)が詰まってしまうと、雨水がうまく排水されなくなります。この縦樋の清掃には、ホームセンターで売っている雨樋用パイプクリーナー(ワイヤーの先にブラシがついた掃除器具)が必要です。

Gutter clog

まず、上記のいずれかの方法で雨樋の掃除をしましょう。ゴミを取り除いたら、パイプクリーナーを縦樋の中にゆっくり差し込み、回転させます。進みが悪くなったら、パイプクリーナーを抜き取って、先端のゴミを取り除きます。これを繰り返して、縦樋の詰まりを解消します。その後、雨樋全体に水を流し、洗い流します。

安全第一で

自分で雨樋を掃除する場合、必ず、はしごを安定させる補助者と2名以上で行ってください。

はしごは、足元がしっかり固定されるように正しく設置します。安全な位置から雨樋全体を清掃できる場所に梯子を動かしながら掃除しましょう。

Cyrus Brame cleaning gutters

重要:雨樋に手が届きにくい場合や、2階建て以上の家に住んでいる場合は、雨樋の清掃は専門業者に依頼しましょう。

新たな汚れの堆積や詰まりを防ぐ

雨樋の汚れと詰まりを防ぐには、専用のリーフガードやフィルターがオススメです。ホームセンターで安価に購入でき、雨樋に取り付けることができます。付けておくと葉っぱや小枝による雨樋の詰まりを予防できます。

雨樋の掃除を怠っていると、水があふれて敷地が水浸しになったり、雨漏りが発生するなどのトラブルにつながります。雨樋の掃除は最初は億劫ですが、慣れると短時間でサッと掃除できるようになるので、毎年2回は点検と掃除を行うようにしてください。

出典:haus
プレビュー画像:©Flickr/Andy Swindler ©Flickr/Matt Grant