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Lifehacks

昔に治療した銀歯はありますか?そのままにしておくと深刻な事態につながりかねない。

虫歯を治療した経験がありますか?「銀歯にして治したから大丈夫」 と高を括っている方は注意が必要です。もしかすると、その銀歯が体調不良を引き起こす原因になっているかもしれないからです。

銀歯は長時間唾液にさらされると、金属イオンとなって溶け出し、血流に乗って全身へと運ばれます。その後、金属イオンはたんぱく質と結びついてアレルギー源となる可能性があるのです。体に金属アレルギーの反応が起こると、偏頭痛や肩こり、肌荒れや慢性披露、イライラや不眠などの症状が出てきます。

金属のアクセサリーをつけて肌がかぶれてしまう人は、自分がアレルギー体質であることに気付きやすいですが、歯科治療においても金属は使われているため、この金属もアクセサリー同様金属アレルギーを引き起こす可能性があるのです。

さらに銀歯の中でも40代以上の人が特に注意したほうが良いものがあります。それは無機水銀を含む「アマルガム」という銀歯です。材料費が安いため保険診療に使用され、1970~80年代においては虫歯治療のなんと8割をこのアマルガムが占めていました。

しかし、このアマルガムの水銀が蒸発し、徐々に体内に蓄積されることで、今まで原因不明とされていた掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)などの皮膚疾患や、めまい、便秘、さらには手足の痺れまでをも引き起こすことが分かっています。

 
 
 
 
 
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金属アレルギーの症状がさらに悪化して、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症を発生したケースも記録されています。虫歯の治療が目的でいれた銀歯が脱毛症の原因になるなんて、恐ろしいですね。

現在、40代以上の方は子供のころにアマルガムで虫歯を治療して、そのままという人も少なくありません。もしこれらの症状に見覚えのある方で、過去に虫歯を銀歯で治療した経験がある方は、その銀歯を疑った方が良いかもしれません。