料理のヒント
鮮度を保って美味しさそのまま|肉や魚の賢い冷凍保存の方法
お肉やお魚など特売の日にまとめて購入して、使う分だけ小分けにして冷凍しておくと、お財布に嬉しいだけでなく、時間の節約にもつながりますよね。特に昨年から引き続きコロナウィルスの影響で、買い物に行く回数も減らしてまとめ買いをするようにしているという方もいるのではないでしょうか。
お肉やお魚などまとめて購入した場合、一回分の分量に小分けにしてラップやジップロックに入れて冷凍庫に入れますが、いざ料理をしようと思って解凍したら、冷凍焼けしていたなんてことも。
冷凍保存をすると肉や魚が空気や温度・光の変化にさらされる時間が長くなります。そうすると冷凍庫内で乾燥が進み酸化してしまうことで、冷凍焼けしてしまい、パサつきや風味が落ちる原因になってしまいます。
風味を保ったままお肉やお魚を冷凍保存するには、酸化を防ぐため食品を空気に触れさせないことが大切。そこで活躍するのが、アルミホイル。
空気に触れさせないためにはラップやジップロックも有効ですが、アルミホイルで包むことで冷凍庫の開け閉めで入り込む光を遮断して変質を防ぐこともできるのです。
最近、肉は全部この状態で冷凍保存してる。ラップでぴったり包んだ上からアルミホイルで包んで、日付とかカロリー計算用のグラム数も書いて、ジップロック。
やる時大変だけど、後から便利。 pic.twitter.com/6AbtjN7KGW— ハダレさんᕙ( ˙꒳˙ )ᕗ (@hadare_zero) August 25, 2020
また、アルミホイルはラップよりも冷気の伝わり方が早いため、急速冷凍をすることができます。急速冷凍をすることで、乾燥や酸化を防ぎ食品の鮮度が保たれた状態で保存が可能になります。
食品を急速冷凍すると旨味が逃げない。
急速冷凍するには、一度ラップに包んだ食品をもう一度上からアルミホイルで上から包み冷凍室へ!#写真でみる暮らしのアイデア pic.twitter.com/YL7n8HlGa3
— 写真でみる暮らしのアイデア (@cermin88) February 16, 2015
お肉やお魚をアルミホイルを使って冷凍する時は、そのままアルミホイルで包んでもいいですが、ラップで包んでからアルミホイルで包むと密閉率も上がり、さらに調理の時にラップだとくっつかず剥がしやすいため、おすすめです。この方法だと生の魚も美味しい状態で保存できるそう。
マグロの赤身は今日買ってきたものですが、鯛の昆布じめは自分でしました。鯛の刺身柵を買ってきて濡らしたキッチンペーパーで昆布を拭きます。鯛に昆布を包みサランラップそしてアルミホイルで包んでジップロックに入れて冷凍します。あとは食べる日に自然解凍すれば料亭風の鯛の昆布じめの完成です。 pic.twitter.com/TYhLpL0jXp
— トリコロール?? (@Torikosandesuyo) June 18, 2017
解凍する時は、電子レンジの解凍モードを使って半解凍の状態にし、冷蔵庫で完全に解凍させるようにすると急速解凍をすることができます。(レンジで解凍する時にはアルミホイルを必ず取ってから解凍するようにしてください)また、アルミホイルは熱伝導率が高いので、アルミホイルに包んだまま、そのまま解凍をしても比較的早く解凍することができます。
凍った刺身や生肉はアルミホイルに包むと早く解凍できる
アルミホイルは熱伝導率が高いので、アルミホイルで包むと外気の温度が伝わりやすくなります。
旨味や水分が流出するのも防ぎます。
冷凍させる時もアルミホイルに包むと急速に冷凍が出来て変色もしにくいので鮮度が長持ちします。 pic.twitter.com/pojyjCOBvB
— 自宅での料理を提案するあなたの cooking Schoolです (@HIROYA70623658) July 10, 2020
アルミホイルを使った食材の保存は、肉や魚以外にも生姜にもおすすめです。キッチンペーパーで包んだ上からアルミホイルで覆えば、冷蔵庫でひと月ほど保つそうです。せっかく買った食材はできるなら美味しくいただきたいもの。アルミホイルを使った保存法、ぜひ活用してみてください。
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