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足のむくみのメカニズムと手軽にできるむくみ対策

夏は足がむくみやすい季節です。原因のひとつが「冷え」。冷房のきいた部屋で座りっぱなしでいると、血液や水分、リンパのめぐりが悪くなり、足に余分な水分がたまってしまうのです。

この記事では、むくみのメカニズムと手軽にできるむくみ対策をご紹介します。

 
 
 
 
 
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むくみどのようにして起こるのでしょうか?

むくみは、リンパ系や血管から水分が漏れて、周囲の組織に流れ込むことで起こります。そこに水が溜まり、手足はもちろん、顔やお腹もむくんで重くなります。

むくんでいるかどうかを確認したいときは、患部を指で押してみてください。皮膚がしばらくの間へこんだままなら「むくみあり」の可能性が高いと言えます。

むくみの原因には個人差があります。女性の場合は、妊娠、更年期、生理前など、ホルモンの変化があるときに血液循環が滞り、むくみが起こりやすくなります。また、長時間の座り仕事や冷房による冷えも血行を悪くするため、むくみを引き起こします。

また、食事では、塩分の取りすぎ、アルコールの取りすぎもむくみの原因になります。

ではメカニズムがわかったところで、日常生活で手軽にできるむくみ解消のポイントをご紹介しましょう。

むくみ解消のポイント

1. 体を適度に動かす

むくみの主な原因は体の血行不良。デスクワークの人は、定期的に立ちあがって体を動かすようにしましょう。座ったままの姿勢でも、足首を回したり、足を上にあげるだけでも効果があります。

仕事の合間や寝る前にストレッチなどで体をほぐしたり、マッサージすることで、冷えとむくみの改善につながります。

2. カリウムを摂取する

カリウムは体内の水分バランスを調整するミネラル。でも塩分やアルコールを取りすぎると、カリウムの働きが阻害されて、むくみにつながります。アルコールや塩辛い食べ物を避け、カリウムを豊富に含むバナナ、ジャガイモ、アボカドなどを積極的に摂取することで、むくみ改善効果が期待できます。

Pixabay

3. こまめに水分補給

ちょっと不思議な感じがしますが、水や無糖のお茶をこまめに飲むことで、むくみが解消されます。なぜなら、体は水分不足に反応して、水分をためこもうとすることが多いからです。そのため、水分を十分に補給することは、むくみ予防になるのです。

ただし、一度にたくさんの水分を摂ると、かえってむくんでしまうので、少量ずつこまめに水分補給しましょう。

利尿作用のあるハーブティーも、むくみの改善に役立ちます。ルイボスティ、ハトムギ茶、ネトル、ハイビスカス、リンデン、ペパーミントなどがおすすめです。

4. フラックスシードやコリアンダーシード

フラックスシードやコリアンダーシードは、血行を促進し、毒素を体外に出してくれるデトックス食品。コリアンダーは煮立たせて、デトックスティーにするのもおすすめです。

 
 
 
 
 
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冷えやデスクワークで生じたむくみは生活習慣やセルフケアで予防や改善が可能です。上手にむくみをケアして、体がスッキリすると毎日が過ごしやすくなりますよね。ただし、慢性的なむくみは心臓や腎臓などの障害によることもあります。体を動かしたり、食べ物に気をつけても、何日もむくみが続いているようなら、医療機関を受診することをおすすめします。

 

プレビュー画像:©︎Instagram/leoninabox_, ©pixaboy