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頭痛に効くだけじゃない、アスピリンの意外な活用法10選

頭痛薬として有名な「アスピリン」は、薬の王様とも呼ばれ、世界的にも一番多く使用されている鎮痛剤です。別名「アセチルサリチル酸」とも言い、日本ではバファリンやケロリンなどの商品が有名です。でも、このアスピリンが実は痛み止めとして以外にも様々な場面で活用できるものだということを知っていますか?

今回は、便利な10のアスピリン活用術をご紹介します。

ニキビ用の薬として

アスピリンは炎症を抑える効果もあります。2~3錠をすり潰し、レモン果汁と混ぜたものをニキビに直接塗っていきましょう。数分おいたのちに洗い流せば処置は終了です。ただし、傷のある部分の皮膚には塗らないよう注意してください。

汗染みを取る

たんぱく質のシミを取るのにも、アスピリンが効果的です。ぬるま湯にアスピリンを一錠溶かし、そこに汗染みのついてしまった服を浸して一晩おいておきましょう。次の日普通通りに選択するだけで、まるで新品のようなきれいさがよみがえりますよ。

虫刺されに

スプーン一杯ほどの水にアスピリンを一錠溶かし、それを蚊に刺されてかゆくなったり腫れてしまった個所に塗ってみましょう。数分もすればかゆみはすぐに収まってくれるでしょう。応急処置にどうぞ。

First mosquito bite 2010, 15 minutes later

足のマメを柔らかくする 

足にできたマメとそろそろオサラバしたい…そう考えたら、潰したアスピリン7錠分をスプーン1/2杯ほどのレモン果汁と混ぜ、足の裏に塗ってみましょう。その上からお湯に浸した蒸しタオルを巻き、10分ほどおいておきます。固くなった皮膚の部分が柔らかくなったら、軽石でこすって古い角質層を落としていきましょう。

より健康的な髪へ

ダメージが蓄積し、くし通りが悪くなってしまった髪の毛にアスピリンを溶かした水を使って再び輝きを取り戻してみましょう。アスピリンを数錠潰し、コップ1杯ほどの水に溶かしたものを、髪の毛につけてみましょう。そのまま15分ほどおいてから、洗い流します。

フケ防止

アスピリン2錠を潰したものをシャンプーに混ぜ、それを使っていつものように頭を洗ってみましょう。アセチルサリチル酸は、フケの主な原因となる菌やバクテリアに対する効果が期待できます。ただし、フケの原因にはストレスやヘアケアのしすぎ(またはしなすぎ)、慢性的な病気なども考えられるので、根本的な原因への対処も必要となります。

スキンピーリング

美容皮膚科のピーリングで使う成分と同じ物が頭痛薬・鎮痛剤に含まれていることを発見した人から広まったと言われている洗顔術。アメリカでは結構メジャーなんだとか。脂ぎった皮膚や黒ずんだ毛穴に対しても大きな効果が期待できます。数粒を水に溶かし、それをゆっくりと肌に揉みこんでいきましょう。

花を長持ちさせる

アスピリン錠を砕いて粉状にし、花びんの水に入れると、アスピリンに含まれるサリチル酸が水をきれいにし、切花を長持ちさせることができます。ただし、あまり多く与えると逆効果になる場合がありますので注意してください。

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掃除

ガンコな石けんかすがこびりついた浴室の掃除にもアスピリンが効果的です。5錠を水に溶かし、スプレーボトルに入れてみましょう。これを壁などに吹きかけ、30分ほどおくだけで、汚れをきれいに洗い流すことができます。

pixabay/babylass

フェイスパック

ピーリングを進化させて、パックなどはいかがでしょうか。アスピリンには炎症を抑える効果や油分を除去する効果があるため、パックの素材としても最適です。7錠ほどをすり潰し、スプーン3杯のヨーグルト、スプーン1杯のハチミツを混ぜたものに加えてます。これを顔に塗り、15分ほどおいてから洗い流しましょう。

pixabay/ivabalk

いかがでしたか?鎮痛剤として便利なアスピリンですが、それ以外にもこんなに活用法があったんですね!使い方によっては使用期限の切れたものでも活用できる場合があるので、ぜひ家の中を探してみましょう。