5つの子育ての教えを守れば、あなたの子どもは良い子に育つ

ドイツの首都ベルリン在住の社会教育士で、3児の母でもあるカーチャ・ザイデは、4年にも及ぶ不妊治療の末、やっと初の我が子を授かりました。妊娠を知ったとき、彼女はうれしさのあまり「この子こそ、世界で一番望まれて生まれた子よ!」と叫んでしまったとか。しかし、願い続けた出産の先に待っていたのは、毎日がただ大変なだけの現実。出産から2ヶ月も経たないうちにカーチャは親しい友人にこう漏らしていました:「世界で一番望まれて生まれた我が子のせいで、頭が狂ってしまいそう

それからというものカーチャは自身のブログ日記に母親としての毎日についてのみならず、特別支援学校で働く教育者としての経験も書き込むようになりました。彼女がブログ日記を書く上で特に考えさせられたのが、世間一般に「悪ガキ」と呼ばれる、親の言うことを一切聞かず、ルールも守ることができないワガママな子どもたちの存在です。

The Scowl

「私に言わせれば【悪ガキ】など存在しないのです。私たちが外から見てとれるのは、彼らの行動パターンの一部に過ぎないから」と自身のブログにも綴っているように、カーチャは「悪ガキ」という言葉の存在を真っ向から否定します。しかし、カーチャがいわゆる問題児に対する多くの人の恐れを理解していない訳ではありません。私たちは互いに関わり合うことで成り立つ社会で生活しています。そして人それぞれに異なるしつけや育児方針を、互いにそれは間違えだ!と批判するばかりでは、問題児のための効果的なしつけができるはずもなく、子供を将来、暴君へと導いてしまいかねないのです。

カーチャは、正しいしつけの方法など存在しないと語っています。彼女が働く特別支援学校には、典型的な「飴と鞭」の教育方針で育てられた子どもから、欲しいものは全て与えられた子どもまで、様々な問題児がいるからです。3児の母は「どの指導方針が正しいか決めることなどできない」と語ります。

しかし、彼女にも育児におけるポリシーがない訳ではありません。カーチャは、どの子どもの脳にも存在する一種の「制御装置」を訓練することが必要だと主張します。そのためにいわゆる「悪ガキ」と呼ばれる子を持つ親は、次の5つの教えを頭に入れておく必要があると主張しています。

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1.「子どもは始めから失敗を許されるべきである」

辛い思いをすることは、誰だってあります。でも、子どもはそうした経験を通して、自分なりの対処法を学ぶことができるのです。どの親も自分の子どもが辛い思いをすることは、極力避けたいと思うはずです。でも、例えばおもちゃが壊れても、すぐに新しいおもちゃを買え与えてはいけないのです。背が小さいから手が届かずイライラしていても、すぐに手伝ってはいけないのです。その代わりに、子どもに苦悩することを学ばせ、そして慰めてあげましょう。そうすることで、子どもは自分の気持ちの上がり下がりをコントロールできる大人に成長していきます。

2.「子どもに気持ちを伝える」

欲しいものがすぐ手に入らないとすぐ駄々をこねたり、不機嫌になる子ども。これには2つの理由が存在します。まずひとつ目は、子どもが不機嫌になるのを怖がるばかり何も言えずにいる親の存在です。でも親が子どもに限界を教えられなかったら、彼らはどうやってそれを学ぶことができるのでしょうか?

もう一つ考えられる原因は、親がすぐに怒鳴る場合です。子どもに大声で怒鳴り続けると、彼らは拒絶されたと思い、あなたの注意を引きつけようと必死になります。「【今日は疲れたから、ゆっくりコーヒーを飲ませて】と静かにいうのと、【あー、もう!静かにコーヒーぐらい飲ませてよ!】とでは感じ方が全く違いますよね?」とカーチャは語ります。

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3.「本気で怒る」

子どもは赤ちゃんの頃から、他人の感情を察知することを学習します。だからこそ親は常にニコニコ笑みを見せるだけでなく、怒るときは怖い顔をして本気で怒ることが大切なのです。もちろん笑うときも、作り笑顔で笑うのではなく、心から笑って下さい。そうすることで、子どもはあなたがいつ本気で怒っているのか、そうでないのかが理解できるようになります。

4.「親の立場を悪用しない」

子どもに「限界」を尊重してほしいと思うのであれば、親もそうでなければいけません。かといって子どもが真冬にTシャツで外に出る!といって聞かないからといって、外に出してしまうのは責任に欠けた行動といえます。しかし、カーチャは「親はその立場を利用する際、最新の注意を払わなければならない」と語ります。そうしないと、子どもは自分の力や立場の強さを弱い者相手に悪用するようになってしまうからです。

These Women are Violent Creatures

5.「言ったことに責任をもつ」

大人は日々、気まぐれな決断をしがちです。ある時はこう言ったのに、別な日には全く違ったことを言っていたそんな経験はありませんか?子どもは正統性と一貫性のない言動が理解できません。昨日はダメ!って言っていたのに、今日は許されるそんなことが続いたら、子どもはあなたの言うことを聞かなくなるでしょう。一貫性のある発言を心がけることで、子どもは初めてあなたを尊重するのです。

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兄弟姉妹をからかったり、親の癪にさわるようなことをいう子すべてが問題児かと言ったら、もちろんそうではありません。しかし、カーチャのオススメする5つのルールを守ることで、親として成長することができるはずです。この記事が役に立ったなと思った方は、ぜひお友達や家族にシェアして下さい!

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