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DIY

【キッチンでも庭でも】4つの裏ワザでバジルをたくさん収穫

イタリア料理や地中海料理に欠かせないバジル。フレッシュなバジルは香りが高く、鮮やかなグリーンが料理の彩りとしても活躍してくれます。もちろん、スーパーで葉だけを買うこともできますが、店の中で青々としていても、すぐに萎れてもったいない。

キッチンのグリーンとしてもオシャレなバジル、せっかくなので自分で育ててみませんか?暖かくなってくるとホームセンターなどにバジルの苗が出回りはじめます。初心者にも育てやすい生育旺盛なハーブなので、庭やキッチンで大きく育てて、長くたっぷり楽しみたいですね。

バジルを長くたっぷり楽しむ4つのコツをご紹介します。

 
 
 
 
 
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1. 水やり

他のハーブと違い、バジルは乾燥が苦手。土が乾いていたら、たっぷり水をあげましょう。水が切れると、ぐったりなりますが、水をあげれば復活します!ただし水でびちゃびちゃにしてしまうと窒息して根腐れを起こしてしまうので、やりすぎにも注意が必要です。土の表面が乾いたタイミングで、あるいは葉が少し元気がなくなったら、たっぷり水をあげるようにしましょう。

水は基本的に土にかけるのですが、葉の裏に水をかけることでハダニの予防にもなりますから、定期的に葉をめくって水をかけておきましょう。

2. 場所

バジルは、日当たりのいい場所を好みます。日当たりのいい庭やバルコニー、室内で育てる場合は、家の中で一番明るい場所を選んでください。ただし、真夏は直射日光で葉焼けして、葉が黄色く変色しまいます。真夏は屋外なら半日陰になる場所、室内はレースカーテン越しの明るい場所に置けるといいですね。

3. 植え方

購入したポット苗にバジルが数本生えている場合は、1本ずつ分けてから植えてください。1本ずつ生えている場合は根鉢を崩さないように取り出し、用土で埋め戻します。根が大きくなるので十分に空間をとって植えましょう。

4. 用土

水はけの良いハーブ用の土ではなく、湿り気があり、有機質の豊富な野菜用の土を使いましょう。

5. 肥料

生育中に葉の色が薄くなってきたら、葉野菜用の有機液肥をあげましょう。収穫を長く楽しみたい場合は、月に1、2回追肥すると、収穫量も増え、ハダニなどの害虫も抑えられます。

6. 収穫

よくある間違いなのですが、1本の枝が弱くならないように、いろいろな枝から数枚ずつ葉だけを摘む人がいます。でも実際には、茎から切り落とした方が脇芽が四方に伸びて、収穫量が多くなります。最初に20センチくらいに伸びたら、下の4枚の葉を残して、茎を切ってしまいましょう。その後も一番てっぺんの葉4枚ほどをまとめて茎から切って収穫しましょう。

7. 花

茎を切り落とすことで開花を抑えられるという利点もあります。花が咲くと、葉が小さくなり、香りがなくなってしまいます。でも、切り忘れて花が咲いても、大丈夫です。花はおいしいサラダの彩りとして使えます。

バジルは上手に育てると10月くらいまで収穫できます。使い切れないほどたくさん収穫できたときは、乾燥させてフードプロセッサーで粉末状にしたり、冷凍したり、ジェノベーゼソースにして保存可能です。