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ぽっこりお腹が解消|バジルシロップの作り方
パスタやサラダに使われ、その爽やかな香りと味がアクセントになるバジル。そんなバジルですが、実はビタミン、ミネラル、鉄、亜鉛、食物繊維を豊富に含む高い栄養価をもつ食材なのです。今回はバジルの栄養素をたっぷり閉じ込めた、爽やかなドリンクの作り方をご紹介します。
バジルに含まれるβカロチンは体の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、老化防止やダイエット、また動脈硬化やガンといった病気を防ぐ作用を持っています。またβカロチンが体内に入るとビタミンAに変化し、このビタミンAは胃腸や気管支などの粘膜の健康維持に役立つと言われています。
そしてバジルの香り成分の一つであるシネオールには、高血圧・高コレステロール、冷え性を予防しダイエット効果が期待できるそう。
バジルといえば爽やかな香りが特徴ですが、香り成分であるリナロールやオイゲノールにはストレス軽減効果があり、同じく含まれるカルシウムと合わせてストレスを軽減する作用があります。ストレスが軽減されると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの生成が抑制され、肥満を防ぐとも言われています。
コルチゾールには、成長ホルモンの分泌を抑制する作用があり代謝を低下させ脂肪燃焼を妨げる働きがあります。また、インスリンを過剰分泌させるため、体脂肪を多く蓄積させてしまう働きもあるそう。
このようにバジルを摂取することで、体の健康を維持し、ストレスを軽減し肥満を防ぐことができるのです。
このバジルの力を効率よく摂取するのにおすすめなのがバジルシロップ。バジルを砂糖と煮詰めてシロップにすることで、ヨーグルトに入れたり、レモネードに混ぜてみたり、フルーツと一緒に楽しんだりとバジルを料理以外で使うことができます。
作り方は以下の通り。
<バジルシロップの作り方>
材料:
バジル(生):1カップ(200ml)
白砂糖(または黒砂糖): 1カップ(200ml)
水:1カップ (200ml)
作り方:
1. バジルの茎をとり、葉のみにします。
2. 材料を全て鍋に入れて火にかけます。
3. 中火で熱し、沸騰したら弱火にしてフタをしたまま、15分煮ます。
4. 火から下ろしてフタをしたまま約20分粗熱が取れるまで待ちます。(バジルの成分が逃げないようフタはしたままにしてください)
5. ザルを使ってバジルの葉を取りのぞいで出来上がり。
6. 冷めたら保存容器に移して冷蔵庫で保管します。保存期間は最長で1ヶ月。
注意:妊娠中の方は子宮収縮作用が促されるため、長期にわたって大量に摂取しないようにしてください。
バジルには胃腸を整える働きもあるので、便通がよくなるだけでなく、余分に溜まって腹痛の原因にもなるガスの排出も促してくれるそう。
便秘や毒素が溜まったぽっこりお腹が解消されるだけでなく、脂肪をためににくくしてくれるので、お腹周りが気になる方にはオススメです。またストレス太りに悩んでいる方にも効果が期待できるので、気になる方はぜひ試してみてください。
プレビュー画像:©︎facebook/吉田美抄子, ©︎facebook/喫茶店 uzuビバレッヂ