ちえとくをフォローする

Lifehacks

バスルームのカビ対策:予防からカビ除去方法まで

雨の多いこの時期、カビの発生に悩まされている人は多いでしょう。特にお風呂場や洗面所、脱衣所などバスルーム周辺は入浴中の蒸気で湿度が高くなり、カビの温床になりやすい場所。タイルや壁が黒ずみ美観を損なうだけでなく、健康への悪影響も心配です。

バスルーム周辺のカビ予防の5つのポイントと、簡単にカビを除去する3つの方法をご紹介します。

Shower

カビ予防の5つのポイント

1. 換気

カビの発生を防ぐには換気が一番重要。入浴後は、窓を開けるか、換気扇をつけて空気を入れ替えるようにしましょう。風の通りが悪い浴室では、入浴後にサーキュレーターを1時間ほど回すのがオススメです。

2. 水気を取る

入浴後はタオルやスクイージーで水気をとることで、カビの繁殖を防ぐことができます。

窓についた結露もカビの原因になります。特に窓枠やゴムパッキンに水分が残っていると、気づかないうちにカビの温床になってしまうので、忘れずに拭き取るようにしましょう。

©Media Partisans

3. 天井も忘れずに

お風呂からの湯気で天井には水滴がつきますが、天井は放置されやすいので、気づかないうちにカビが生えてしまうことがあります。天井にカビが生えてしまうと掃除が大変です。週に1回程度、柄付きのモップやフロアワイパーなどで天井を隈なく拭くようにしましょう。

4. 湿度計を入れる

湿度計をバスルームに置いておくと、換気のタイミングがわかり便利です。バスルームの湿度は60%以下が理想です。

5. 小まめな掃除

湿気と汚れの組み合わせは、カビにとって最高の条件。汚れや埃はカビの栄養源になるので、浴室をこまめに掃除することは、カビ発生の予防になります。

shower

カビ除去と再発予防のための3つのホームレメディ

お風呂場にカビが生えてしまったら、どうしていますか?多くの人が使うカビ用洗剤(塩素系漂白剤)は環境や人体へのダメージが大きいことが分かっています。そこで、どの家庭にもある身近なものでできるカビ対策をご紹介します。

yellowgloves

お家にあるものでできるカビ対策:

  • 酢:どの家庭にもある酢、カビ対策にも有効です。酢を含ませた布でカビの生えた場所を拭き、30分以上置いてから、カビを除去するようにブラシで洗い流します。頑固なカビであれば、酢水をスプレーした後に重曹をふりかけて約一時間待ち、洗い流しましょう。 
  • 消毒用アルコール:できたばかりの黒いカビなら、70%以上のアルコール(エタノール)で除菌できます。消毒用アルコールを含ませた布でカビが発生した部分を拭くだけ。普段から気になる場所にシュッシュとスプレーしておけば、カビ予防になります。
  • 過酸化水素:過酸化水素はカビの根っこまで殺菌できる優れもの。薬局で高濃度のものも買えますが、昔からある消毒剤オキシドールも過酸化水素水(3%)です。オキシドールをスプレーした後に雑巾などで拭き取ることでカビ退治とカビ予防の2つの効果が得られます。

人体と環境へのダメージの少ない方法でカビ退治ができるのは嬉しいですね。ただし、上記の方法でカビ退治&予防するときでも、ゴム手袋をして、お掃除中は換気を忘れずに!

©Media Partisans

カビを生やさないためには日頃からのカビ対策が大切。
1)換気を十分にする
2)水気を拭き取る
3)汚れや埃をためない
この3つを普段から意識して、キレイなバスルームを維持していきたいですね!

プレビュー画像: ©flickr/Amir G.