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DIY

ロマンチックな夜を演出するベッドルームのオススメ4色

色は人間の心理に影響を与えます。ですから、部屋の壁の色を変えるときは、色彩の心理的効果をふまえてベストな色を選択することが大切です。

ここでは、寝室の色について考えてみましょう。寝室の壁の色を変えることで、安眠効果が期待できたり、気持ちが穏やかになったり、さらにはあなたの愛の生活をリフレッシュすることさえできます。

この記事では、パートナーとの関係がマンネリになっている、2人の間の雰囲気を変えたい、情熱的な夜を過ごしたい、そんな人におすすめの寝室の壁紙の色をご紹介します。

©Media Partisans

色とその意味

まず、寝室の壁紙に使われることが多い赤、緑、白の心理的効果を見ていきましょう。実は以下の3色は寝室にはあまり向いていません。

赤い壁は、交感神経を刺激する色。心拍数を上げ、新陳代謝が活発になり、血液循環が促進されるでしょう。一見、情熱的な寝室にピッタリと思いがちですが、寝室の壁にはNG。プラスにもマイナスにも強いエネルギーを発する攻撃色なので、囲まれていると眠れなくなってしまいます。食欲を増進させる効果があるので、ダイニングルームにはオススメです。

グリーンは、落ち着きと力強さを与える中間色。脳をリフレッシュさせる効果も持っています。また、この色は思考を広げるのにぴったりなので、寝室よりもリビングやワークスペースに最適です。

白は良くも悪くも最も一般的な寝室の壁の色。部屋に明るさと透明感をもたらすので、まったく否定するわけではありませんが、リラックス効果や気持ちを盛り上げる作用があるわけではありません。もちろん、白は他の色とうまく組み合わせることができるので、どんな住空間にも適しています。

Ruhepol

ロマンチックな気分を盛り上げる寝室にぴったりな壁の色4選

では、夜の生活を盛り上げたい、2人の関係に新鮮な気分をもたらしたい、そんなあなたにぴったりの寝室の壁やインテリアの色をご紹介しましょう。

こちらは、イギリスのホテルブランド「Travelodge」のアンケートで、ロマンチックな夜を過ごしているカップルに選ばれていた4色です。

ブルーは、落ち着きとリラックスを与えてくれる色、恋愛を盛り上げるだけでなく、安眠にもおすすめです。また、心拍数を下げる効果もあるので、ベッドでより親密になる雰囲気づくりにも役立ちます。

黄色

黄色もアンケートで良い結果を出しました。この晴れやかな色は気分を良くしてくれるのです。これは2人の関係性に良い影響を与えてくれるでしょう。黄色はまた、ポジティブで元気が出る色、強さを与える色でもあります。2人の関係が落ち着きすぎているのなら、黄色はよい選択肢でしょう。

グレー/シルバー

グレーの壁は、心を落ち着かせる効果があるため、ベッドルームに理想的です。どの色調のグレーを選んでも問題ありません。シルバーは、月を連想させ、ロマンチックな夜の時間に誘ってくれるため、親密な雰囲気作りに役立ちます。

紫のベッドルームは意外かもしれません。でも2,000人の英国人を対象にしたアンケートで、紫色の寝室を持つカップルは、最も情熱的に夜の営みをしていることがわかりました。この色は、華やかさ、富、排他性などを連想させる色。どうやらこうした心理的効果が、愛の巣での親密さにつながっているようです。

紫の壁だけでなく、紫のベッドリネンを使っているカップルはロマンチックな夜を過ごしていることがアンケートで判明しています。

結論

もちろん壁紙を変えたからと言って、奇跡のような劇的変化があるわけではありません。大切なのは、パートナーと話し合ってみること。夜の生活に不満があるときは、まずコミュニケーションをとり、一つの解決策として一緒に壁の色を探してみてください。そうすれば、色がもつ不思議なエネルギーが深層心理に作用して、ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。

Couple

出典: brigitte , utopia
プレビュー画像:©MediaPartisans