Lifehacks
あなたの知らない「へそ」にまつわる驚きの事実10選
子どもの頃、「雷様にとられるから、雷がなったらおへそを隠さなきゃダメだよ」なんておじいちゃんおばあちゃんに教えられませんでしたか？実はこのお話には科学的な根拠があるんです！
それでは「おへそにまつわる驚きの事実10選」をどうぞご覧ください。
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古くから日本の子供は夏にお腹を出して遊んでいると「雷にへそをとられるぞ！」と脅かされてきました。実はこの俗信には科学的な根拠があります。
「雷がへそを取る」という言い回しは、夏に雷がなって夕立がくると急激に気温が低下するため、着物の前をはだけて外で遊んでいる子供たちがお腹を壊さないようにとの思いから生まれました。昔は幼い頃に風邪で命を落とす子どもが沢山いたことがその理由です。
2. 欧米でへそ出しはタブーだった
1990年代に日本でも流行した「へそ出しルック」。しかし、今では夏になるとへそ出しが当たり前の欧米でも、それがタブーだった時期があります。それは、公衆の面前でへそを見せるのは（特に女性の場合）性的な刺激が強すぎるという考えが広く支持されていたためです。こういった理由を背景に女優のバーバラ・イーデンは1960年代に主役を演じていた「かわいい魔女ジニー」でお腹を見せる衣装を着る場合、へそだけは出ないように工夫をしていました。
3.へそが無い人がいる
どの赤ちゃんも皆、お母さんのお腹の中でママと「へその緒」で繋がっています。でも、この世にはへそが無い人がいるということを知っていますか？これは「ヘルニア」と呼ばれる病気が原因で、胎児のお腹の壁はお母さんの子宮の中で作られますが、それが正しく作られないと赤ちゃんのお腹の壁に穴ができてしまい、腸壁を破って胃や腸が出たままの状態で生まれてくることが理由です。外科手術によって腸をお腹の中に戻したあと、へそは「切除」されるため、ヘルニアを持って生まれてきた人の中には、へそが無い人がいるのです。
4.イルカにはへそがある
イルカの赤ちゃんも人間の赤ちゃんと同じように母イルカとへその緒で繋がって生まれてきます。これはもちろん、イルカが哺乳類であることの証拠。母イルカは産後にへその緒を噛み切るため、赤ちゃんのお腹にはへそが残るのです。
5.ほとんどの赤ちゃんのおへそは出べそ
多くの赤ちゃんは出べそです。成長するにつれて、これがお腹の中に向けて成長し、「引っ込んでいく」のです。大人になっても出べそのままの人の割合は、全体の1割程度と言われています。
6.へそを通して豊胸手術ができる
へそと胸は一見関係がなさそうですよね？でも、意外とそうでもないんです。豊胸手術を求める女性は少なくありませんが、手術の傷を残すことなく豊胸できる方法がすでに開発されています。それは、へその穴の上を切って作った穴から人工乳腺バッグを挿入するというものです。
7.へそには毛玉がたまる
へその穴に毛や繊維が詰まって、毛玉のようになっているのを見つけたことはありませんか？ウィーン工科大学でへその穴の毛玉を研究するゲオーク・シュタインハウザー博士は、糸くずや垢、埃などが体毛によって運ばれてへその穴に貯まることを発見。特に毛玉が発生しやすいのは「腹部に毛が生えている、肥満気味の男性」だそうです。
8.へその毛玉で芸術作品が作れる
へその穴に溜まった毛で作品を作る芸術家がいることを知っていますか？芸術家レイチェル・ベッティ・ケースはその良い例で、彼女は自分のお腹に溜まった毛玉を集めて小さなクマの人形を作る芸術家です。
9.世界にふたつと同じへそは存在しない
へそは人それぞれ違いますが、指紋と同じくらい個人差があるって知っていましたか？でも個人差があるのは、その形ではありません。実はへその中には2400種類もの雑菌が潜んでおり、そこに繁殖している菌の組み合わせが、一人一人異なるのです。
10.へそは性感帯
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この記事でも紹介した通り、欧米では長い間へそは性の象徴とされてきました。しかし、へそは見たものが扇情されるだけでなく、へその主人に性的興奮をもたらすことも分かっています。大変敏感で触れられるとすぐ体が反応を示すため、へそ周辺の皮膚は知る人ぞ知る性感帯なのです。
いかがでしたか？イルカにもへそがあるなんて驚きました！へそに毛玉が溜まったら、集めてクマの人形を作ってみようと思います。
