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トリビア

ここ数年の新発明ベスト11

人々は必要なもの(必要でないものも)をすでに持っていたとしても、新しい便利な発明を前にするとつい魅了されてしまうもの。逆にいえば、モノが溢れる現代で、人々が新たに手に取るのは、新しい価値を提供してくれるイノベーションを備えた製品やサービスだけなのです。

この記事では、ここ数年の新発明ベスト11をご紹介しましょう。

1. 姿勢矯正チップ

背中が丸くなるとチップが振動して、「姿勢が悪くなってるよ」と教えてくれます。良い姿勢を学ぶのに効果的。もちろん痛みはありません。

2. 植物と一緒に育つ植木鉢

根の成長に合わせて植木鉢も大きくなるので、面倒な植え替えの手間が省けます。

3. 環境をモニタリングするセンサー

中央の茶色の石は、リアルタイムで環境を確認できるウェエラブルデバイス。センサーを使って、温度、空気中の粒子状物質(ほこり、花粉、カビ、車の排気ガス)、紫外線などの要素を測定します。収集されたデータは保存され、大気質の研究機関にも提供できます。

4. 汚水を飲める水にする本

世界には、きれいな水を飲めない人が6億6,300万人いると言われていますが、その理由の一つは、ろ過の工程が複雑で高価であること。この本は、硝酸銀でコーティングされた特殊な紙でできています、この紙で水をろ過すると、水に含まれる有害なバクテリアを99%死滅させることができ、ろ過後の水を飲むことができます。

5. 玄関の鍵をかけることができるアプリ

家の鍵がしっかりかかっているかどうかを確認できるだけでなく、誰がいつ出入りしたかを記録することができます。

6 パワーパスタ

小麦の代わりにひよこ豆を使用したパスタ。通常のパスタに比べて、タンパク質は2倍、食物繊維は4倍です。さらに、ひよこ豆パスタは炭水化物の量が圧倒的に少なく、グルテンフリーでもあります。

7. 料理の仕方を教えてくれる鍋

しゃべるフライパン。スマートフォンアプリでレシピを選択すると、Bluetoothと特殊な熱センサーを使って、次に何をすべきかをリアルタイムで教えてくれます。

8. 睡眠状態の予測が可能なベビーモニター

赤ちゃんの足首に装着するバンドで、スマートチャージャーとモバイルアプリが連動して、赤ちゃんの睡眠をモニターし、睡眠習慣や最適な睡眠条件を学習・予測してくれます。

9. 会話ができる「ディノ」

恐竜型おもちゃ「ディノ」は、何世代にもわたって使われてきた「話す」おもちゃのように決まったセリフを繰り返すのではなく、意味のある方法で子どもたちに話しかけたり、答えたりします。

10. 海の掃除機

世界の海がプラスチックで汚染されているという問題は深刻です。オランダの学生が、環境への憂慮、創造性、技術を組み合わせて、この問題に取り組んだ成果がこの発明。この装置で年に推定700万トンのプラスチック廃棄物を世界の海から取り除くことができます。

11. 透明なトラック

毎年、何千人もの人々が交通事故で亡くなっていますが、その原因のひとつは、巨大な車両によって視界が遮られること。そこで、サムスンと広告代理店のレオ・バーネットが協力して、独創的な解決策を打ち出しました。トラック前方の景色のリアルタイム映像をトラック後部の4つのスクリーンに映すことで、後方車両のドライバーが前方をはっきりと見渡せるようにするシステムです。

発明品やイノベーションというと「社会を大きく変えるもの」と大袈裟に考えてしまいがちですが、人々の生活を少し便利に、快適にすることも大切なイノベーションなのです。

また、気候変動や社会問題などにより、既存の構造を見直し、新しいものを生み出す必要が生じることもあります。だからこそ、新しい発明やイノベーションには終わりがありません。次はどんなものが出てくるのかワクワクしますね。

出典: brightside

プレビュー画像: ©Pinterest/brightside.me