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Lifehacks

股を開いて座っていると、キセキは起こる。そんなこと考えたこともなかった!

仏教の禅の世界には、「心身一如」なんて概念があります。「心と身体は一つである」というような意味ですが、それは実は宗教的な話ではなく、科学的にも的を射ていると言えます。

F8 studio/shutterstock

ある特定のポーズと取るだけで、感情を変化させることができたり、反対に、感情が変化することで、身体にその影響が現れたり…今回はそんな体と心の親密さを示す10例を紹介します。

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1. いつもより強く感じる

股を大きく広げて座ったり、両腕を腰のあたりに持って来て「えっへん!」と言わんかのばかりのポーズと取ると、本当に自分が強くなったような気持ちになるようです。2010年の研究によると、たった1分そのようなポーズを取るだけで、男らしさを司る男性ホルモンの一種であるテストステロンが増えたという報告があります。

でもだからと言って電車内など公共の場で偉ぶるのはやめましょうね!

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2. 腕組みは頑固オヤジの象徴…はけっこう本当だった

ラーメン屋の頑固オヤジと言えば、ハチマキに腕組み!のようなイメージがあると思いますが、それは決して間違いではないかもしれません。2008年の研究によると、腕組みをさせた被験者の方が、何もしなかった被験者より、粘り強くガンコにパズルを解き続けることが出来たそうです。

3. 寝転がって本を読むのはやめなさい!とあんまり言えないかも

子供がもし寝転がって本を読んだりしていても、温かく見守ってあげてください。なぜなら、2005年の研究によると、寝転がることと高い創造性に関連があることが示唆されたためです。

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4. 昼寝はパフォーマンスを劇的に上げる

「昼寝をするなんてけしからん」なんて声が聞こえて来そうですが、短い間の昼寝は、睡眠不足をカバーし、仕事の作業効率をグッとアップさせてくれます。2005年の研究では、5分、10分、20分、30分の昼寝を比較した結果、10分が理想的であると判明しました。

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5. 真似してみて

もし相手がどう物事を感じているかをもっと知りたい場合、相手の行動を真似してみることをオススメします。そうすることによって、不思議と他人の心の状態をまるで自分のことのように感じることができるようになるのです。実は意識していなくとも、毎日の生活で私たちは無意識にこれを行っています。例えば相手を慰めようとする時、自然と相手の声のトーンや姿勢を真似たりしていませんか?

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6. もっともっと、真似してみて!

真似する効果はそれだけにとどまりません!真似は、言語的な理解でさえも促すことが研究で分かりました。2010年の研究では、被験者は、聞き慣れない方言などを真似て言ってみる過程で、どんどんその方言に対する理解が深まっていったそうです。研究者の中には、「学ぶことの全てが要は真似なのだ」と主張する人もいます。

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7. スマイルはあなたをハッピーにする

人類の永遠の問い。「幸せだから笑うのか、笑うから幸せになるのか」…1988年の研究によると、口の中にペンを入れて、強制的に笑顔にさせられていた被験者の方が、漫画を読んだ時により「面白い」と感じていたそうです。でもはっきり言って結果はどちらでも良いのです。笑っている人は幸せです。笑ってください。

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8. ジェスチャーを使ってみて

ジェスチャーやボディランゲージを駆使することは、苦し紛れのようにも見えて実はとっても効果的なんです。2008年の研究によれば、ジェスチャーを通して伝えられたことは、遥かに強い説得力を持つと分かりました。例えば、過去のことを話すときに、「後ろ」に注意を向かせるような動作ですね。言われてみれば、電話よりも面と向かって話した方が、ずっと伝わりやすかったりしますよね?

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9. もっともっと、ジェスチャーを使ってみて

ジェスチャーの効果は説得力を増すだけではありません。2007年の研究によると、子供たちはジェスチャーをすることによってより深く学ぶということが判明しました。またジェスチャーを交えて聞かされた話をより深く理解していたようです。

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10. 意志力をブースト!

2011年の研究により、筋肉にグッと力を入れることによって意志力までアップすることが分かりました。筋肉に力を入れた被験者は、より多くの痛みに耐え、美味しいものの誘惑をはねのけ、まずい薬を飲むことができたというから驚きです!

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いかがでしたか?これらはあくまでも例にすぎず、体と心の間にはさらに多くの相関性が眠っていることでしょう。ぜひシェアしてくださいね!