キッチン
野菜室じゃなかった|ブロッコリーを冷蔵庫で正しく保存する方法
スーパーで1年中購入することができるブロッコリーですが、旬は寒い季節の11月〜3月。これからが一番おいしい季節となります。ビタミン類に加え、葉酸も豊富な栄養価の高いブロッコリーはサラダやグラタン、パスタなど色々な料理に使える便利な野菜。
これからの季節に食べたいブロッコリーですが、今回は上手な保存方法とおいしいブロッコリーの見分け方についてご紹介します。
みなさん、ブロッコリーを買ってきたらどのように保存していますか?野菜室に入れているという方が大半だと思います。
しかし、ブロッコリーの鮮度を保つ最適な温度は実は0度と言われています。ブロッコリーは収穫後の鮮度が落ちるスピードが早いため、春夏は氷詰めの状態で出荷されるほどです。
ブロッコリーは適切な温度で保存をしないと痛みが早いだけでなく、含まれるビタミンCは3日で半分ほどにまで減ってしまうと言われています。そのため、いかに早くブロッコリー自体の温度を0度に下げるかで、美味しく長持ちさせられるかどうか決まるというのです。
ブロッコリーを野菜室に入れてる人はいますぐやめましょう。
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) October 27, 2020
●冷蔵室だと3週間もつ
●野菜室だと1週間しかもたない
湿度は95%が最適、袋に入れてチルドルームに入れるのがベストです。
またカサの部分が紫のブロッコリーは『アントシアニンが豊富で糖度が高くおいしい』という特徴があります🥦 pic.twitter.com/kVOxZuN4mH
冷蔵庫の野菜室の温度は通常3℃から5℃なので、野菜室はブロッコリーにとっては最適な環境ではなかったのです。そのため、保存はチルド室がある場合は、チルド室へ。そうでない場合は、冷蔵室に入れるようにすると栄養を損なわず長く保存ができるのだそう。そして保存時はブロッコリーを乾燥から守るため、ポリ袋に入れておきましょう。
また、ブロッコリーが紫がかっている場合、それは「甘みが増している」サイン。これはブロッコリーが寒さから身を守るため生成するアントシアニンによるもので、寒さによるストレスで糖度が増すそうです。
鮮やかな緑がおいしいとつい考えてしまいがちですが、紫がかったものが実はおいしいブロッコリーを見分けるサインだったのです。
意外だったブロッコリーの保存法。保存が長く効けばフードロスも減らせます。これからはチルド室または冷蔵室で保存するようにしたいですね。
プレビュー画像:©︎Pinterest/voodoo 9