ちえとくをフォローする

Lifehacks

この20の裏ワザは100年以上使われている。4番目は結構賢い

イギリスに本社を置く大手タバコ会社「ギャラハー」は20世紀初頭、自社の製品に日常で使える裏ワザや生活の知恵をまとめたカードをオマケとして封入していました。そして最終的に合計100種類のカードが作られます。それからもうすでに100年以上が経過したにも関わらず、カードに描かれた裏ワザは今日の私たちにとって役に立つものばかりです。そのうち16枚を本日ご紹介します。

YouTube/HouseholdHacker

1.) 長い釘を抜く方法

しっかりと刺さっている長い釘を抜こうとすると、金槌やペンチではテコの原理が使えずに下の絵のAのような状態になってしまい、こうなるともう素手で抜き取らなければいけなくなります。そんな時、木片やレンガなどをハンマーの頭部下に置くとテコの原理で長い釘も簡単に抜くことが出来ます。

2.) 花を長持ちさせる方法

飾るだけで部屋を華やかにしてくれるお花も、残念なことに思いの外すぐに枯れてしまいますよね。でもこの裏ワザさえ知っていれば問題なしです。

水が無くても花を長持ちさせるには、切り口をジャガイモに突き刺しておくのが効果的です。

3.) 目に入ったゴミを取る方法

目に入ったゴミが眼球を傷つけてしまわないように、早く取り除くにはヒマシ油が効果的です。その際細い筆を使うとヒマシ油を簡単に目にさすことが出来ます。

100年前の家庭にはヒマシ油が常備してあったのかもしれませんね。もし手元になければ、こすらずに目薬を一滴さしてみてください。

4.) 筆の柄にペンキを付けずに済む方法

この36番目の裏技は高い所に設置された棚などの色を塗り替える際に効果的かもしれません:筆の柄やそれを持つ手にペンキが付かないようにするには、厚紙を切って真ん中に穴を空け、そこに筆をさしこむだけでOKです。

5.) 大きすぎる靴をピッタリにする方法

ピッタリのサイズのはずなのに、踵が少し浮いてしまうけど、一つ小さいサイズだとキツ過ぎる。そんな時はシルクかビロードの生地を一切れ靴のすべりの部分に貼り付けてみてください。ただ折れ目がつかないように注意してください。

6.) レースを綺麗にする方法

手編みのレースを洗うにはまず青か白のキッチンペーパーを用意し、その上にレースを敷いて、さらにマグネシウムの粉を上から振りかけて下さい。その上にさらにもう一枚キッチンペーパーを重ね、重しを載せます。その後数日間そのままの状態で放置してください。最後にキッチンペーパーからレースをそっと取り出して、マグネシウムを払い落とします。これでレースは綺麗になったはずです。

7.) 色柄モノの色あせを防ぐ方法

色柄モノの色あせを防ぐには、洗濯する前に両手で2すくい分の塩を溶かしてある3.5から4リットルほどの水の中に24時間浸けて置くことをオススメします。

当時木綿の洋服は希少でしたので、リネンの服を想定して書かれた裏ワザですが、他の繊維でも効果てきめんのはず。

8.) 新品の革靴やブーツを綺麗に磨く方法

裏ワザカードの31番によると、新品のブーツを磨くのに最適なのは半分に切ったレモンの断面です。特に新品の靴ほどレモンで磨く事によって簡単にピカピカになるんだとか。履き古した靴でもまずレモンで磨いた後に軽く布で拭き、水で洗い落とす事によって綺麗になるそうです。

どうですか?ちゃんと綺麗になっていますよね?

どうですか?ちゃんと綺麗になっていますよね

YouTube/HouseholdHacker

9.) 沸騰する鍋の蓋を開けたままの状態に保つ方法

最新の鍋の蓋には通気孔が付いている事がほとんどです。もし小さな穴が空いていない鍋をお持ちの方は、洗濯バサミを鍋の縁に挟んでみて、そこに鍋の蓋をかけてみて下さい。

10. 服についたシミを取る方法

33番目のカードによれば、レインコートやスカート、ジャケット、ズボンなどについた泥のシミは半分に切った生のジャガイモをこすりつける事によって取れるとの事。

11.) 割れた陶磁器を貼り付ける方法

割れた陶器を元に戻すには、溶かしたミョウバンを割れ目に塗って割れた部分を貼り付けると良いとのこと。それからバラバラにならないようにしばらく糸などで固定して置く事が重要です。

どうせ捨ててしまうなら、試してみたい裏ワザですね。ただミョウバンは一体どこで手に入るんでしょう?

12.) 油絵を掃除する方法

おじいさんやおばあさんの古い油絵が蔵で見つかったら、この裏ワザで綺麗にしてみましょう。まず絵からホコリをはらって、それから半分に切った生のジャガイモで表面を軽くこすって下さい。その後柔らかい布で上を軽く拭きましょう。

ジャガイモの表面が汚くなったらそこを切ってからこするようにして下さい。仕上げに亜麻仁油で表面をコーティングすると良いそうです。

13.)メガネを曇らなくする方法

室内温度の変化でメガネが曇らないようにするにはメガネのレンズを毎日石鹸で磨くと良いそうです。その後に布でよく磨くのをお忘れなく。そうする事でレンズの表面に薄い石鹸の膜ができ、メガネが曇るのを防いでくれるそうです。

14.) クジャクシダに水やりをする方法

クジャクシダは繊細な植物ですが、何度も水やりするのが面倒な方は53番のカードのとおり、ひっくり返った小皿を綺麗な鉢の中においてその上にクジャクシダの入った植木鉢を置いてください。そして鉢の半分程度まで水を入れておけば完璧です。

15.) ロウソクをロウソク立てに入る大きさに変える方法

大きすぎたり、小さすぎて、ロウソクがロウソク立てに入らなくても切ったり削ったりする必要はありません。熱いお湯の入ったボールにロウソクを入れれば、あったいう間に柔らかくなって好きな形に変える事が出来ます。これでロウソク立てと同じ形に変形させて、ピッタリはめる事が出来ます。

16.) 自家製研磨剤を作る方法

鏡やフローリングを磨く研磨剤を作るのに必要なのはお酢とパラフィンだけです。パラフィンはランプの燃料として使われています。この二つを同じ量ボトルに入れて混ぜるだけ。良い香りをつけたい場合には一滴ラベンダーオイルを混ぜてみてください。そうすることでなんとハエよけにもなります。

いかがでしたか。100年前の生活を垣間見る事が出来たのではないでしょうか。100年経った今でも我々の生活に役立つ裏ワザがあるなんて驚きですね!