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Lifehacks

こうやって食事をしていたら 彼氏に怒られ… 理由を知って 無知を深く恥じた

「箸の持ち方を彼氏にマナー違反だと怒られた」と嘆く女性たちの投稿が、Yahoo!知恵袋にはいくつも寄せられています。和食がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に投稿された現在、世界中で箸のマナーにも関心が高まっていますが、和食をこよなく愛する日本人でさえ、およそ半数の人が正しい箸の使い方を知らないまま自己流の持ち方をしているという調査結果も存在するほど…。

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そこで今回はみなさんに箸で食事をする際に「やってはいけないタブー5選」を紹介します。これらは「嫌い箸」、「忌み箸」、「禁じ箸」と言われるもので、特に年配の人はこうしたマナー違反を嫌います。「箸の使い方くらい知っている!」というあなたも、もう1度本当に正しい箸の使い方ができるか見直してみませんか?

1.拝み箸

食事をはじめる前「いただきます」を唱える際に多くの人がする、この仕草。そもそも合掌は物を持ってする行為ではありませんし、隣の席の人に箸の先を向けるのはとても失礼な行為です。箸は箸おきに置いて、大きな声で「いただきます」と言いましょう。

2.渡し箸

箸を休める際、このように器の上に置いていませんか?ラーメン屋さんなどでしてしまいがちな行為ですが、これもアウトです。渡し箸はそもそも「ご飯を食べ終わったこと」を示す合図であるほかにも「三途の川を渡す」という意味合いがあるため、縁起が悪いとされている地域もあるそうです。

3.探り箸

食事中に箸をお椀に突っ込んで、かき回して自分の食べたい具があるかどうか探る行為を「探り箸」と言いますが、単純に汚いのはもちろん、大人数で同じ皿をシェアして食べているのにこんな食べ方をされたら、食べる気が失せてしまいますよね。相手の立場になって物事を考えることが、まず一番大切です。

4.舐り箸

食事中、箸についた米粒やおかずを口の中に入れて舐めとる行為を「舐り箸」と呼びます。見栄えが悪いのでそもそもアウトですが、では箸についた米粒はどうすれば良いのでしょうか?正式な食事の場では「懐紙」と呼ばれる紙ナプキンのようなものを持参し、この紙で箸を拭いて箸をきれいにします。ネットでも購入できますので、みなさんもお食事の際は、懐紙を持って出かけてみてはいかがでしょう?

5.寄せ箸

すぐ届かないところにある皿を、箸で手前にズズッと引き寄せる行為を「寄せ箸」と言います。自宅などのプライベートな空間ではよくしてしまいがちなマナー違反ですが、飲食店などでも寄せ箸をしている人をよく見かけます。常日頃から箸の使い方に注意を払うことが大切です。

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そもそもなぜ、こんな厳格なルールを守らなければいけないのか?という疑問をもつ人が少なからず存在しますが、それは日本人が古来から「一緒に食事をする相手にできるだけ不快な思いをさせない動作」を何百年にも渡って追求してきた結果でしょう。箸のマナーをそのまま覚えるのではなく、なぜそのマナーが大切なのか?ということをよく考えることが大切なのかもしれません。