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シナモンは実は危険?シナモンの1日の許容量は?
クリスマスシーズンには、お家でシナモンの入ったクッキーやケーキ、シュトレンを焼く人も多いでしょう。シナモンは香りが良いだけでなく、美容と健康にも良いスパイスの王様。でも一つだけ注意しなければならないのが副作用です。
シナモンの危険性
シナモンにはクマリンという成分が含まれており、過剰に摂取すると頭痛や吐き気を引き起こしたり、肝臓にダメージを与える可能性があります。
シナモンは1日にどのくらい摂取してもいいの?
1日に体重1kgあたり0.1g以上のクマリンを摂取してはいけないとされています。つまり体重15 kgのお子さんなら、1.5gまで。
ここで注意すべき点があります。日本で流通しているシナモンにはインド産のカシア・シナモンとスリランカ産のセイロン・シナモンの2つの種類があり、クマリンの含有量が大きく異なることがわかっています。
種類別のクマリン含有量
- カシア・シナモン:平均3,000mg/kg
- セイロン・シナモン:平均8mg/kg
同じシナモンでも、クマリン含有量はこんなに違うのです!含有量の多いカシア・シナモンを使った場合、体重15kgのお子さんならクッキー6枚程度で許容量を超えてしまいます。安全のために、お菓子作りでは必ずセイロン・シナモンを購入してください。
ご家庭でクッキーを焼くときのその他の注意
クッキーをお子さんと一緒に作っている時は、生のクッキー生地を食べてしまわないように注意が必要です。生卵にはサルモネラ菌が、生の小麦粉には大腸菌が含まれている可能性があり、生のクッキー生地を食べて下痢をしたケースなどが報告されています。
また、生の生地が危険だからといって、逆にクッキーを焼きすぎて炭化させてもいけません。焦げには発がん性があるとされるアクリルアミドが生成されます。
とはいえ、上記の点に注意さえすれば、ホリデーシーズンのお菓子作りは楽しい思い出になること間違いなしです。
ちえとくでは、たくさんのクリスマスのスイーツレシピを紹介していますので、ぜひ参考にしてお菓子作りをお楽しみください!
出典: apotheken, swr, lgl.bayern
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