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Lifehacks

キッチンの汚い油膜をとてもシンプルな裏ワザできれいに。びっくりする!

12月になると、頭をよぎるのは大掃除という言葉。今年の汚れは今年のうちにキレイにして、すっきり新年を迎えたいもの。床拭き用、ガラス拭き用、お風呂掃除用と専用洗剤を用意しているという人がほとんどかもしれません。でも、掃除用洗剤は実は掃除する人の体に害を与えています。定期的に掃除をする人の肺機能には毎日タバコ一箱(およそ20本)を吸った場合と同程度の機能低下が認められるという研究結果が明らかになっているのです。

掃除は、次の5つの素材を使い分ければ家中は十分キレイになります。酢、重曹、クエン酸、アルコールと食器用洗剤です。念入りに家中掃除したいこの季節、体にも環境にも優しい掃除方法をご紹介します!

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1. バスルーム

お風呂の掃除で一番厄介なのは、水垢や石灰化した汚れです。クエン酸はお風呂のシリコン部分を傷つけずに水垢や石灰を除去できる優れもの。クエン酸を使うなら、水と混ぜてスプレーするのが効果的。汚れに吹きかけてスポンジでこするだけです。シャワーヘッドや、鏡の水垢汚れにも効果抜群です。

トイレの黄ばみや尿石、アンモニアの嫌な匂いもクエン酸スプレーが使えますが、頑固な汚れには酢を使いましょう。汚れが付着している場所に、トイレットペーパーをかぶせ、酢をたっぷり吹きかけてください。1時間ほど置いてしっかり酢が染み込んだらトイレットペーパーを剥がし、汚れをブラシでこすります。

また強力なタンク式洗浄剤を手作りすることもできます。好みのフレグランスで、掃除するたびに爽快です。作り方はこちら

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2. フローリング掃除

普段は掃除機をかける程度の床ですが、よく見てみるとシミや汚れが結構付いていることに気がつきます。特に家具などを引きずった黒い筋は目立ちますよね。この黒い筋、こすっても取れないので厄介ですが、濡らした布を黒い筋の上に置いて、アイロンを当てれば汚れを吸着してくれます。

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3. 布製のソファ

布製のソファは、重曹でキレイにしましょう。重曹を振りかけて一晩おき汚れを吸着させます。翌朝、掃除機で重曹を吸い取りましょう。クッションの汚れには、お湯で溶いた重曹をスポンジで優しくこすります。

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4. キッチン

コンロやオーブン、換気扇の頑固な油汚れには重曹、水、酢を混ぜたペーストを使いましょう。このペーストを汚れに直接塗って、1時間ほど置いておきます。その後スポンジでこすればつるっと汚れが取れるはずです。こちらの動画でもやり方をご覧いただけます。

また、コンロ周りの壁に飛び散った油汚れには、植物油をスプレーしてみてください。10分ほど置いたら、キッチンペーパーで拭き取れるほど、汚れが浮き上がっています。

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5. 窓掃除

ガラス拭き専用クリーナーは、拭き掃除後も洗剤が残り、白い跡をつけてしまうことがあり見栄えが良くありません。代わりに、食器用中性洗剤とアルコールを使います。バケツにお湯を入れ、中性洗剤とアルコールを数滴加えます。この液体に浸したスポンジで窓を拭き、スクイージー(水切りワイパー)を窓の上から下にまっすぐ下ろしていきます。一列拭き終わる度に雑巾でスクイージーのゴムについた水気をふき取るだけです。

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掃除で家中がきれいになっても、体に害があっては元も子もありません。使い回しの効く、自然な素材を効果的に使う掃除は体にもお財布にも優しい選択です。

プレビュー画像:©︎Pinterest/Linda Aruffo