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Lifehacks

友人宅でトイレに座ったはいいものの、流れなくて大ピンチ。自分のせいでなくても、速攻試すべき対策法がこちら。

友人宅を訪れた際、便意を催したのでトイレへ。無事に出るものが出たのを確認して立ち上がり、水を流した瞬間、あることに気づきます。そう、トイレが詰まって水が流れないのです。友人に助けを呼ぶのは恥ずかしい…。でも、このままにして置くわけにもいかない…。どうしよう…。そんな時に覚えておきたいのが、今日みなさんに紹介する万が一トイレが詰まったときの対処法です。

対処法を紹介する前に、知っておきたいのがトイレが詰まってしまう主な原因です。特に多いのはトイレットペーパーや大便の詰まりで、紙の使いすぎや節水のために大便を「小」で流してしまったりする行為は詰まりの原因となります。さらに、本来トイレには流すべきではないティッシュペーパーや食べ残し、さらに子どものおもちゃなどの固形物もトイレが詰まる原因のひとつとして挙げられます。

もしペット(特に猫)を飼っているという方は、例え「トイレに流せる」という表示がしてあっても、吸水性の高いペット砂をトイレに流して処分するのは控えて下さい。ほかにも「トイレに流せるOO」が謳い文句の商品は、ほとんどの場合トイレットペーパーよりも水に溶けづらいため、こちらも大量にトイレに流すのはやめましょう。

さて原因が分かったところで、トイレが詰まってもプロに依頼する前に、自分で試せる対策法をご紹介します。まず試したいのが、バケツや桶などを使って温かいお湯をトイレに流す方法です。詰まりの原因がトイレットペーパーや大便の場合、お湯の効果で柔らかくなり詰まりが解消する場合があります。

それでもダメなら、お湯に重曹(およそ150g)とお酢(およそ300cc)を便器に流し込んでみて下さい。重曹とお酢が混ざると炭酸ガスが発生し、泡の効果で詰まったトイレットペーパーや大便を柔らかくすることができます。

最終手段として忘れてはいけないのが、ラバーカップ(スッポン、パッコン、プカプカとも)を使った対策法です。トイレの排水口にラバーカップを強く押し付け、空気を抜いたら、勢いよく引っぱってみて下さい。吸引力で中に詰まっていたものが除去され、水の流れが正常化するケースも少なくありません。

もし、この3つの対策を試してもトイレの水が流れない場合は、異物が排水管の中に混入した可能性も考えられますで、専門業者に連絡して下さい。もし詰まりが頻繁に発生するような場合は、トイレの施工自体に問題があることも考えられますので、管理会社に連絡するなどの対応が必要です。

いかがでしたか?炭酸ガスの効果で詰まりを解消する方法があるなんて意外ですね!家のトイレは少し狭いですが、やはりいざという時のためにラバーカップをひとつ置いておこうと思います。

プレビュー画像:©️Media Partisans