コーヒーのかす、どうやって捨てていますか？

コーヒーの出がらしをそのまま台所に流すと「排水溝をきれいにしてくれる」「詰まりを防いでくれる」「消臭効果もある」そんな風説を聞いたことがありませんか？コーヒーのかすは天然のパイプクリーナーだというのです。でも、これは間違い。コーヒーかすをそのまま流すのはNG。最終的にパイプの詰まりの原因になってしまうのです。

コーヒーかすはパイプの詰まりにつながる

「コーヒーかすは他のゴミと絡み合って、塊を作り、最終的にパイプを詰まらる」とドイツパイプ＆下水道技術企業協会のラルフ・スルケ氏は語っています。

小さなかすは他のゴミと絡み合って詰まりの原因になってしまうので、フィルターなどを洗う場合もかすが流れないように三角コーナーの上で洗うことをお勧めします。

コヒーかすの再利用方法

やっぱり詰まっちゃうんだ！とがっかりしたかもしれませんが、コーヒーのかすには、さまざまな使い道があります。たとえば、乾燥させて（天日干しやフライパンで炒って）お茶パックに入れると、便利な消臭剤になります。小さな布袋に詰めて縫えば、いい香りの針刺しやお手玉が作れます。また、ナメクジやアリなど害虫避けにも使えます。

コーヒーかすの捨て方

コーヒーのかすは湿ったままだとカビが生えやすいので、新聞紙などで包んで、水分を吸収してからビニールなどに包んで捨てましょう。ご自宅に庭がある方は、土に混ぜて捨ててもいいです。コーヒーのかすは植物の生育を阻害するので、雑草が生えてほしくない場所に捨てるのがおすすめです。

詰まりを解消する方法

もしコーヒーかすを台所に流していて、排水口が詰まってしまったら、以下の方法を試してみてください。

完全には詰まっていないなら、重曹と酢を混ぜたものを使うと効果的です。重曹大さじ4杯と酢カップ半分を排水管に入れ、15分以上放置した後、お湯を流します。

ひどい詰まりの場合は、パイプ用ワイヤーで詰まりを削り取ったり、パイプ専用クリーナーを使って詰まりを解消しましょう。

今後はパイプの詰まりを防ぐために、コーヒーのかすは排水口に捨てないようにしてくださいね。そうすれば、面倒なことにならずにすみます。

出典：utopia
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