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DIY

あこがれのサンルーム!活用アイデア

サンルームとは屋根や壁がガラス張りになった多目的スペース。コンサバトリー、ガーデンルームと呼ばれることもあります。

自然光と暖かさを取り入れ、どんな季節でも開放的な雰囲気を楽しめると、最近はサンルームを自宅に取り付ける人が増えています。サンルームの使い方はまさに十人十色。この記事では、温室、食事スペース、プール付きのサマーガーデンなど、6つの活用アイデアをご紹介しましょう。

New conservatory.

1. 温室

サンルームは、もともとは冬が厳しいヨーロッパで、鉢植えの植物を寒さから守るための避難場所として設置されました。

冬でも植物を元気に育てたい人、春に向けて植物を霜から守りたい人は、温室兼リラックススペースとしてサンルームを活用できます。

お気に入りの植物を並べたら、植物たちと過ごすための椅子やテーブルを揃えましょう。季節ごとに移動できるよう、アウトドア用の軽い家具を選ぶと良いですね。

2. 居心地の良いリビングに

サンルームをリビングの拡張として使うなら、温度管理が重要。断熱材をしっかり使って外気の侵入を防げるよう作りましょう。

小さな暖炉やストーブがあると寒い季節でも居心地の良い場所になります。アウトドア用のソファとテーブルでお気に入りのお茶をゆっくりと楽しんだり、小さな照明をおいてライトアップすると暖かい雰囲気が楽しめます。

Ruhe und Entspannung im Grünen – auch das gehört zu den Wintergarten-Ideen.
©Pixabay

3. サマーガーデン

夏場は日差しを強く受けるため、日焼け止め対策はしっかりとしましょう。

上部の窓を大きく開けて空気を循環させます。

スペースによって実現するのは難しいかもしれませんが、中に小さなプールや滑り台を設置すれば、最高の遊び場になります。

植物に囲まれて水遊び。ちょっとしたジャングル体験ですね。

4. 家族で楽しく食事

明るいサンルームはダイニングスペースにもぴったりです。

朝はお日様をたくさん浴びながら目覚めの朝食を・・・夕方は夕日を眺めながらみんなでお酒を楽しむ、そんな日常憧れますよね。

床にしっかりとタイルや床材が敷いてあれば冬場も足元の寒さを防ぐことができます。

燃える火が映し出されるような赤外線ヒーターを置くと暖かさが増しますね。

5. 拡張された居住空間

植物を並べる部屋としてだけでなく、単純に「家が広くなる」という利点もあります。

家と外の間にある、中間的な空間。昔の土間のような存在ですね。

外から汚れた靴で入っても大丈夫。家の中におくと汚れるけれど外に出しっぱなしはイヤ、という荷物を整理しておくこともできます。

6. サンルームのインテリアのヒント

サンルームをどのような雰囲気にするかは、すべてあなたのアイデア次第です。

  • テーマを決めて植物を選ぶ。南国の植物でジャングル空間に、ハーブの寄せ植えで地中海風に、ハンギングなどでイギリス庭園風に・・・などテーマを決めて少しずつ植物を増やすのも楽しいものです。
  • ハンモックやロッキングチェアなど、非日常的な気分にさせてくれる家具を置くとリフレッシュできます。
  • 植物を同じ空間におくなら、木製、藤製などのナチュラルな家具やアンテイークな家具が似合います。
  • 装飾品を自分で作るのも楽しみの1つです。写真にあるのは古い鳥籠を使って作ったランタン。

室内と屋外の間にあるので、新築だけでなく、リフォームでも設置しやすいサンルーム。明るく心地よい空間があれば、家に帰りたくなりますね。

出典: fenster-schmidinger, solebich
プレビュー画像:©flickr/Neil McIntosh