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中学生のダイエットは危険だから絶対にやめて。その理由はこちら
インターネットでもテレビでも雑誌でもダイエットという言葉を目にしない日はほとんどありません。電車の中吊り広告を見ても、「痩せましょう」という広告がいっぱい。
確かに適正な体重を維持することは健康に欠かせません。でも俗に「モデル体重」と呼ばれるBMI値18.5以下を目指している人も特に若い年代には多いそう。そんな中高生の女子たちの食事量に関して、Twitterに投稿されたあるツイートが、10万を超えるいいね!を集めるなど、注目されています。
実際にそのツイートをご覧ください!
中1女子の摂取すべきカロリーって1日2700Kcalくらいらしいんだけど、この中学時代くらいにしっかり食べたか食べないかで婦人科系含む内臓の作成がだいぶ変わっちゃうんだって。中高でシッカリ食べた子ほど、20代ではスラリと痩せるそうな。ダイエットとかもってのほかだよね。
— chiaking+ (@chiaking) November 24, 2019
ていうのは、4年前、長女が部活のお弁当とか1000mlサイズで足りなくてそこに750ml足してまで食ってたの。なにこいつって思ってたけど、今年現中1の次女が、昨日のお昼に肉入り焼きそば2杯食べた後に納豆ご飯とお味噌汁ペロリと平らげてて、ああ成長期…ってなった。体型は痩せ型なんですけど。
— chiaking+ (@chiaking) November 24, 2019
※2700Kcalのソースはこちら
厚生労働省は中学生女子の必要カロリーを2050~2700kcalで設定https://t.co/qtaU3HKo7g
さすがに栄養士の先生の言うことだけあって、ウソじゃなかったw 運動部で県大会行くようなところだったから、それでも足りなかったかもしれない……。
— chiaking+ (@chiaking) November 25, 2019
中学生女子に必要なカロリーは、何と2700Kcal。そう聞くと多すぎるような印象を受けるかもしれませんが、成長していく体には決して多すぎるということはないようです。特に運動をよくする中学生には、多くのカロリーが必要です。
この時期に厳しい食事制限を急激に行うと、成長期の身体は栄養を蓄えるどころか失うことになってしまいます。栄養素は骨、筋肉、臓器、脳など、体の全ての部分を作るのに必要不可欠。特にホルモンは、脂肪をもとに構成されているため、脂肪を極端に制限するダイエットは大きなリスクが伴います。
この時期に無理なダイエットをすると、脳は生命の危機を感じ、生命維持に関係のない機能はストップさせようとします。ホルモン異常をきたし、低身長や不妊症のリスクも上がってしまうのです。また、思春期にしっかりと栄養を取っていた人の方が、しっかりとした臓器が作られるため、長い目で見ると痩せやすい体質にも繋がると言われています。
さらにツイート主の chiaking+(@chiaking )さんは、手軽にカロリーを測る方法として、以下のやり方を紹介しています。
その時教わったのが、だいたい弁当箱の体積イコールKcalってこと。隙間のこと考えたら900Kcal摂るには1000mlくらい必要。私ゃそんとき初めて知ったよ。そのしくみ!
あと成長期はタンパク質しっかり食わせないといかんとのこと。
だから三姉妹いると肉の消費量1日当たりキロいくよね…
— chiaking+ (@chiaking) November 25, 2019
当時のお弁当?1000mlサイズ。 pic.twitter.com/ANSzhVmE9w
— chiaking+ (@chiaking) November 25, 2019
いかがでしたか?成長期に無理なダイエットは絶対に禁物。スレンダーな体を手に入れるのは、大人になってからでも十分間に合うのですから。
