ちえとくをフォローする

ヘルスケア

身近なもので作る|風邪の引き始めに飲みたい万能ドリンク

仕事や家事などで忙しく疲れがなかなか取れない日々に加え、寒さや空気の乾燥もある冬は、風邪を引きやすい季節。

風邪は引きはじめが肝心とよく言うように、ウイルスの侵入が浅い初期症状が出たときに対処することが大切です。風邪の引き始めによく見られる症状として挙げられるのは、のどの痛みや咳、鼻水・鼻づまり、発熱や悪寒、関節の痛みなど。仕事をしている方は特に、どうしても休めないという日もありますよね。

そんな時におすすめなのが自分で簡単に作れる風邪薬、第一大根湯です「風邪っぽい、やばいな…」と思った時に飲めば、すぐに体がポカポカ温まるり、即効性があると言われています。

では第一大根湯の作り方と作用についてご紹介します。

<第一大根湯の作り方>

用意するもの:
– 大根おろし 大さじ3
– 生姜すりおろし 大さじ3
– 醤油 大さじ1 
– 番茶またほうじ茶 2カップ
※好みで梅干しを入れてもOK。

作り方:
大根おろし、生姜のすりおろし、醤油をマグカップに入れます。

番茶を注いで混ぜて完成です。出来上がったら熱いうちに飲みます。

風邪による発熱時や悪寒がした時は、第一大根湯を飲みんだあと、すぐに寝ることで即効性を感じることができます。

第一大根湯の作用

第一大根湯に使われる、すりおろした大根は「ジアスターゼ」という消化酵素を含んでおり、ジアスターゼには抗炎症作用、消化不良改善、消化促進といった作用があります。また生の生姜のジンゲオールという成分には殺菌・抗炎症・発汗・解熱作用が、醤油には殺菌作用やタンパク質を分解してくれる酵素やアミノ酸がたくさん含まれています。これらを体を温めてくれる番茶やほうじ茶で割って飲むことで、解熱効果や喉の炎症などを抑えてくれると言われています。

さらに第一大根湯は、お腹のはりや消化不良などの胃腸の不調や、頭痛・二日酔い、生理痛や体の冷えなどにも効果を期待することができると言われています。消化不良の場合は第一大根湯を夕食がわりに、生理痛や冷え対策などの場合は朝食に飲むことで体を温めることができます。

第一大根湯の注意点:
第一大根湯は体を一気に温めて鎮静させる効果があります。そのため、毎日飲むのではなく、必要な時にだけ飲むようにしてください。

風邪の引き始めだけでなく、胃腸の疲れ頭痛にも効果が期待できる第一大根湯。年末年始、風邪だけでなく食べ過ぎや飲み過ぎにも役立てることができそうですね。

以前紹介した大根を利用した大根飴はこちらの記事をご覧下さい。

喉の痛みや咳止めに大根の蜂蜜漬け

プレビュー画像:©︎Twitter/shumisen_euco

出典:IN YOU, もりくみ