ちえとくをフォローする

Lifehacks

シェークスピア、ダヴィンチ、ナイチンゲール。これらの人物の共通点を知ったとき心が震え上がった。

「クィア」という言葉を聞いたことがありますか?英語の“Queer”は元々「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」というような意味ですが、長い間セクシャル・マイノリティに対する蔑称として使われてきた歴史があります。しかし現代においては、「異性愛者」や「心と体の性が一致していない人」のことを意味することが多いようです。

誰もが知っている歴史上の偉人も、実はセクシャリティが他の人とは少し変わっていた人が多いとご存知でしたか?今回はその中でも特に有名な3人をご紹介します。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

イタリアのあまりにも有名なアーティストであるダ・ヴィンチ。伝記作家ウォルター・アイザックソンによる本「レオナルド・ダ・ヴィンチ」によると、ダ・ヴィンチが15世紀フィレンツェで、オープンな同性愛者と暮らしていたことが示唆されています。

1

またダ・ヴィンチが残した大量の手記を基に書かれたこの本には、彼がいかに若い同性愛者たちと関係を持っていたかが語られています。また、ダ・ヴィンチはまたその芸術作品の中でしばしば男性のセクシャリティについて扱っており、さらに言えば、ダ・ヴィンチは男性とセックスをしたことで2回も非難されています。

ナイチンゲール

看護師の代名詞的存在であるナイチンゲールも、1993年の本『スーパースターズ:世界を変えた12人のレズビアン』によると3人の女性と熱烈に愛していたと言われています。その中にはいとこのマリアンナも含まれていました。

1

マリアンナに対する愛情は特別なものだったようです。他人から怪しまれずにマリアンナと会うために、わざわざ従兄であるヘンリーのふりまでしていたようです。ナイチンゲールは生涯結婚することはありませんでしたが、叔母のメイや別のいとこのヒラリーとも親密な関係を結んでいたようです。

シェークスピア

このあまりにも偉大なイギリスの劇作家が同性愛者だったかについては議論の余地がありますが、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの芸術監督であるグレゴリー・ドランは2017年にこんなことを述べています。

1

「シェークスピアは154ものソネット(詩)を書いた。そのうちの126のソネットは、明らかに男性にあてられたもので、女性に対するものではない」

また、同性愛者であるイギリスの名優、イアン・マッケランもこう語っています。

「シェークスピアは間違いなく男性と寝ていたと思います。でないと、ヴェニスの商人のような、あんな作品は書けないでしょうから…」

いかがでしたか?他の人と違う視点を持っていたから、この偉人たちが成功者になったと言えるかもしれませんね。ぜひシェアしてくださいね。