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Lifehacks

食パン3枚を使って「手洗い」の重要性を子供たちに教える実験が素晴らしい

有害な細菌やバクテリアから身を守るためには、まずしっかりと手を洗うことが最も重要といわれています。誰もが子供のときに親から必ず食事の前に手を洗うということをしつけられたはずです。しかし、この手洗いという行為が一体どれほど重要なものなのか、正確に理解している人はあまりいないかもしれません。手を洗うことは表面に付着した汚れや細菌を取り除くだけでなく、特にこれから寒く乾燥した季節に入っていけば、インフルエンザをはじめとする様々なウイルスの抑制にも大きな効果があるのです。

コートニー・リー・トンプソンは、保育園の先生をしています。彼女は日常的に子供たちの手を洗わせるという現場に向き合っていますが、あるとき彼女は子供たちに、手を洗うことがどれほど大切なものなのかをうまく伝えられないかと考えたそうです。しかし、小さな子供たちに理解させるためには、その方法はシンプルでかつ視覚的にはっきりとわかるような形でなければなりません。悩んだ結果彼女は、2014年の11月に細菌やバクテリアがいかに簡単に友達や家族にも広がっていくのかを見せる画期的な方法を考え付いたのです。

彼女はまず、食パンを3枚切り出しました。そしてビニールの手袋を装着し、ジッパーのついたビニール袋に切り出した食パンを1枚入れます。

次に彼女は手袋を外し、丹念に手を洗った後に2枚目の食パンを手に取り、1枚目と同様にジッパーの中に入れていきました。

そして最後に、彼女はクラスの子供たちに3枚目の食パンを好きなだけ触らせ、それをそのままジッパーの中に放り込みました。

それから数日後、3つのビニール袋を再び取り出したドナは、それを子供たちに見せました。そのショッキングな結果に子供たちは衝撃を受けることになります。

始めの2枚は特に変化は見られず、そのまま食べても問題なさそうに見えます。しかし、3枚目は状況が大きく違っていました。子供たちの手を渡った3枚目の食パンは、なんと全体的にカビに覆われてしまっていたのです。

子供たちに大切なことを教える素晴らしい方法をドナは思いつきましたね。このようなショッキングな光景を視覚的に見ることで、きっと子供たちはこれからずっと手を洗うことの重要さを忘れることはないはずです!