DIY
彼はカウンターの上に登って戸棚に何かをネジ止めしていく。彼が行ったことを妻が見たとき、思わず賞賛せずにはいられなかった。
DIY好きの人々にとって、室内のムードを最大限に高める照明の配置は永遠の課題といえるでしょう。例えばキッチンでよくあるアレンジの方法としては、ランプを天井から吊り下げてムードを演出するというものもあります。でも、DIY大好きなボブ・ケーランドが今回行ったのは、キッチンの戸棚の上にライトを埋め込むという方法です。単なる照明として機能するだけでなく、部屋の雰囲気も一気に変えてくれます。
用意するもの:
- 透明な板素材(アクリル板など)
- ステンドグラスフィルム
- 遠隔操作可能なLEDライト
- 工具
ボブの家のキッチンは改造しなくても快適そうに見えますが、彼はさらに戸棚と天井のすき間を何とかしたいと考えたようです。そこで彼はまずライトアップ可能な本格的なモザイク装飾を検討しましたが、コストがかかりすぎるため断念します。次に彼は、アクリル樹脂板にステンドグラスフィルムを貼り付けて使用するワザを試してみることにしました。
まず彼は、背景の照明としてLEDライトを戸棚の上に配置していきます。このライトはひも状につながっており、遠隔操作で色が変わるというものです。このライトを使うことで、その時のムードに合わせて色を変えることができるようになります。次にボブは、アクリル樹脂板を支えるための部分を戸棚の上に設置しました。支えはL型のプラスチックや金属を使用すれば大丈夫です。
戸棚に合わせて天井に細い木で線を作るように設置すると、アクリル板の固定が安定します。
ここまで読めば、大体どれくらいの大きさのアクリル樹脂板が必要になるかを想像できることでしょう。アクリル樹脂板を用意する場合は、幅と高さを正確に測って切り出すようにしてください。
さあ、アクリル樹脂板の準備に取り掛かりましょう。注意深く板を切り出し、表面をきれいにしてからステンドグラスフィルムを貼っていきます。
ヒント: フィルムが繰り返しの柄である場合、板の接続部分で柄が途切れてしまわないように注意して切り出すようにしましょう。
フィルムを貼る前に、樹脂板の表面を少々濡らすと作業が楽に進められます。こうすることでフィルムとの間に気泡が入り込んでしまうのを防ぐことができます。
あとは、アクリル板をはめていき、最後にライトをつけるだけです。
裏ワザ: 今回は色のついたステンドグラスフィルムを使用しています。透明なフィルムを使用すると、LEDライトはまた別の雰囲気を出すことができます。
ステンドグラス感を表現したい場合は、白色の照明が最も効果的です。
作り方を紹介した動画はこちらです。(英語のみ)
本格的なステンドグラス照明を設置しようとするとどうしても費用が気になりますが、このワザを使えば簡単で安くオリジナルの照明を作ることができます。今回使用した材料はいずれもホームセンターやオンラインで簡単に手に入れることができるものばかりです。アクリル板を切り出すのもそれほど大変な作業ではないでしょう。ぜひこのワザを試して、家を訪れる客をビックリさせてあげてくださいね。
