DIY
見苦しい最低限DIYを見事に修正した女性
ドイツに住むドナという女性がFacebookに投稿した小さなアート作品が話題です。
ドナの家の壁には穴が開いていました。ドナの夫は発泡ウレタンを吹き付け、穴を塞ぎました。ここまでは良かったのですが、壁には見苦しい残骸が残っています。妻が何度も催促しても、夫はこのゴワゴワを取り除く作業に手をつけようとしません。結局、丸2年も先延ばしにしていました。
痺れを切らしたドナは自分でこの残骸処理に乗り出すことに。
皆さんなら、発泡ウレタンのゴワゴワした塊、どう処理しますか?
手先が器用でクリエイティブなドナは、この「目障りなもの」をまったく別のものに変えるアイデアを思いつきました。塊を取り除くのではなく、工作の材料にすることにしたのです。
ドナはまず、ナイフで発泡ウレタンの形を整えます。
次に、ダークグレーの絵の具を塗って、その上にライトグレーの絵の具を重ねます。
その上からさらにホフホワイトのペンキを塗り重ねると、発泡スチロールの塊は、まるで険しい岩壁のよう。
あとは、緑で木や苔を演出。
ここで登場したのがこの人形たち。
登山家たちがロープを使って協力しながら岸壁を登っています。
かつては目障りだったものが、こんなにイキイキとしたミニチュアアートに変身したのです。
雲を見て龍や動物を思い出すことがありますが、ドナは、発泡ウレタンの塊から美しいものを発見したのですね。必要なのは、ちょっとした想像力とクリエイティブな手だけ。この投稿に多くの人たちが「すごいアイデア!」「素敵!」と感嘆の声をあげています。
プレビュー画像:© facebook / Donna Dortmund